見出し画像

星に願いを

 子どもの頃から、

星を見るのが好きでした。


理由は、覚えていません。

ただ、こう言われたことは、

よく覚えています。

「星を見ると、

目が良くなるんだよ」



おかげさまで、

47歳になった今でも、

視力は「2.0」です。

まぁ、老眼はありますが(笑)


星を見ると、

なんだか落ち着きます。


星を見ていると、

自分が何を考えているのかを

整理できたり、

単にボーっとできたり、

ゆーっくりとした時間を、

与えてくれる気がします。



・星に願いを

・星の王子様

歌や小説、映画にもなるくらい、

星には「ロマン」があるのでしょうね。


そんな星に対する思い出。

子どもの頃は、

・テストに合格できますように

とか、

・おばあちゃんが、早く

元気になりますように

と、願い事をしていた気がします。


大人になってから、

そんなことはしなくなりました。。。

と思っていましたが、

実は、願っていた時期がありました。

それは、

・がんの手術前

と、

・がんでの入院生活

のとき。


手術前は

「成功しますように」

と。

入院中は、

「早く退院できますように」

「もう、入院しなくて、

手術しなくて済みますように」

と。


なかなかに、現金な私です(苦笑)



お見舞いにきてくれた、

子どもたちに、こんな話もしました。

「パパはしばらく家に帰れないんだ。

ママを助けてあげてね。

パパに会いたくなったら、

夜、星空を見てね。

パパも、同じ星空を見ているからね。

たーくさんのお星さまが、

思いを届けてくれるからね」


私が入院していた時期は、

長男は5歳〜7歳。

次男は2歳〜4歳。

病院に会いに来てくれると、

毎回、帰りは泣いていました。

嬉しい反面、申し訳ない気持ちで、

胸が張り裂けそうでした。


そんな時、「星に願いを」込めて。

眺めていました。




「亡くなった曾祖父や、

曾祖母が、星になって

見守ってくれているんだよ」

夏祭りの帰り道。

祖父母と歩いて帰路につく時、

星を見ながら、

こんな話をしれくれたのも、

思い出しました。


ご先祖様が、繋いでくださった、

大切な命。


いつか、お会いするかもしれない、

その時に、たくさんの楽しい

お話ができるように♪


これからも、星を眺めながら、

生かされていることに感謝して、

生きていきたいと思います。


最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?