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スモールビジネスはなぜ初月から黒字を目指すべきか

初月から黒字を目指すメリット初月から黒字を目指した事業を立ち上げると うまくいったら初月で黒字 失敗しても失敗事実が初月でわかる ため二重においしいです。 一年後に黒字になる想定で事業をやると成功しても一年かかりますし失敗の場合は一年を棒に振ります。 失敗する前提で安く早く効率よく失敗することを目指す比較的成功確率が高いとされるスモビジでも立ち上げ失敗はよくあります。 失敗するにしても安く早く効率よく失敗すべきで、収益化が遠い事業は万が一失敗した時の痛みが大きい

スモールビジネスにおける営業が強い会社とそうでない会社の違い

元ネタ営業が強い会社の本質営業が強い会社は営業手法が上手といった表面的なことよりも、 売ることが大事という認識がある 売ろうとしている 売る数字を追っている 売る人が評価されている という売るための姿勢がシンプルにめちゃ強いです。 売ることに積極的で、売るための話も盛んです。 売りが弱い会社は単純に売ろうとしてなく、なんなら売ることは悪いことという後ろめたさえ持っています。 売りが強い会社と弱い会社では明確に差があります。 経営者が売れないと組織で売れない普

スモールビジネスの創業期のHP作成でなぜ100万円使ってはいけないか

元ネタ創業期のHP作成でなぜ100万円使ってはいけないかHPそもそも必要か 必要だとしても100万円かけるべきか そのHPで商談がいくつとれていくら回収できるか 自分で作れないか 他社はどうしているのか HP制作一つとってもこれだけ思考を深められるわけで、思考が浅い人はマイルド詐欺に遭って月額3万円の5年契約など結びがちです。 もし仮に、 「100万円かけてHPを作ったら法人顧客の契約がとれて3ヶ月で200万円が回収できます。投資対効果は3ヶ月で200%」 と

起業はピボットが大事というが具体的にどのようにピボットすればよいのか

起業、新規事業立ち上げなどでよく「ピボットが大事」という話がありますが、具体的にどのようにピボットし、なにに注意すべきなのでしょうか。 私は自分の起業としては今のバーリ合同会社の事業がはじめてで、大きな成功をなしておらず、今まさにピボットをしながら探っている最中です。 今日はそんなまだ成功していない私ではありますが、この二年間やウェブ系ベンチャー数社で勤めた経験から、自分なりに起業してから思うことがあるのでそれらをまとめます。 ピボットは絶対にある、1,2回ではなく最低

「好きなこと」からどのようにして「膨大な時間を費やすことが苦じゃないスモールビジネスの事業アイデア」を見つけるか

前回の投稿では、 ・投資に限らず、人生全般において、「膨大な時間を費やすことが苦じゃないなにか、スモールビジネスの事業アイデア」を見つけることが大事 ・「膨大な時間を費やすことが苦じゃない何か」は「好きで、得意で、儲かることが大事」のフレームワークを活用して探すのが有効では という話をしました。 今回はその続きを書きます。 「好きなこと」から探す一つ目は「好きなこと」から探す、です。 好きなことはなにか、それは ・お金をもらわなくてもやっていること ・お金を払って

「膨大な時間を費やすことが苦じゃない何か」をどうやって探すのか

Xの投稿に反響があったのでここで少し深掘りたいと思います。 https://x.com/burry_market/status/1810557741414621534 「好きで、得意で、儲かること」から探す 「膨大な時間を費やすことが苦じゃない何か」が大事といっても、手当たり次第に探すのでは効率が悪すぎます。 そこで、大事なのが「好きで、得意で、儲かることから探す」ことだと思います。 そもそもの前提として、商売は「好きで、得意で、儲かることから探す」ことで勝率が上がると

スモールビジネス関連のおすすめ本・サイト・YouTube・Podcast・Xアカウント

BMRスモールビジネス研究所の運営者が独断と偏見で選ぶスモビジ関連のおすすめ書籍、サイト、YouTube、Podcastです。 個人的最大のスモールビジネスのおすすめ本人間ぎらいのマーケティング: 人と会わずに稼ぐ方法 個人的に最も参考になった、共感した書籍です。 スモールビジネスの考え方ステイ・スモール 会社は「小さい」ほどうまくいく スモールビジネスの教科書 スモールビジネスの教科書 実践編

自分の志向性からスモールビジネスの事業アイデアを考える方法

一週間ほどスモールビジネス研究所を運営してみて、現在時点だと既にスモールビジネスを営まれている人よりも、これから起こすスモールビジネスを模索している人の方が多いと思ったので、今回は事業アイデアの見つけ方について話します。 前提、好きで得意で儲かることをやることが大事何度か話していますが、やはり大事な前提は「好きで得意で儲かることをやること」だと思います。 ただこれだけ言われても起業アイデアが見つからない人がほとんどだと思います。 今回はもう一歩踏み込んで話します。 人

スモールビジネスは信用の積み重ねが大事で、信用を積み重ねるために期待値調整、ギブすることが大事

ビジネスにおいては信用を積み重ねることはとても大事で、その信用を積み重ねるためには期待値調整や期待値越え、相手にギブすることが大切です。 特に大きな予算のないスモールビジネスにおいてはいかに人の協力を得て事業にレバレッジをかけられるかが重要で、信用の積み重ねは最重要トピックとも言えます。 今回はそんなテーマについてお話します。 信用が積み重なるとどんないいことがあるのか信用が積み重なると、仕事やコラボレートを依頼しやすくなったり、人を紹介してもらえるようになったり、感想

初期フェーズ、スモールビジネス全般で大事なことの殴り書き

全ての支出に対して費用対効果を考える・特にお金を持ってる人はやたら使いがち。事業用の口座は残高をギリギリに設定し、仮想のお金がない状況を作る。 ・ライブドアですらホリエモンはボールペンの購入にケチをつけていた。投資対効果が明確に見えているならいいが、それ以外はとにかくケチになる。 費用について・固定費は極限まで下げる。特に家賃。家賃を五万円浮かせたら毎月五万円分の広告が打てるし、ROASが3倍なら15万円の売上が作れる。 ・お金に困ると信用の蓄積を蔑ろにし、目先の利益を取り

スモールビジネス、マーケ施策で軌道に乗るまでに絶対やるべきこと

小さく安く細かく試す一つ一つの施策を100点のクオリティでリリースしてはいけない。 『行いたい仮説検証に足る最低限の品質』で細かく早く出す。 見た目がダサくても検証に足るならその品質でリリースすべき。 来週より今週、明日より今日、リリースする。物理的に今日リリースできないなら『元の仕様を変え、今日できる品質』でリリースする。 人間はデフォルトで先延ばし、完璧を目指す癖がある。意識的にこのタガを外さなければならない。 1秒でも早くリリースする。 自宅家賃含む固定費を

スモールビジネスを考えるうえで満たすべき事業の条件

満たした方がいい条件・初月から売上が立つ ・ダサくてしょぼい ・商品を作る前から売り先を見つける ・初月から黒字にできる ・少しずつ始められる ・既存の支出のリプレイス ・初期コストがかからない ・利益率が高い ・定期収入がある ・在庫を持たなくていい 解説1:初月から売上が立つ「初月から売上が立つ事業」は、キャッシュフローの観点でもそうですが、失敗の事実を初月でわかるのが魅力です。 これが「6ヶ月後から売上が立つ事業」だと、失敗した事実に気づくのに最低6ヶ月かかってしま

なぜいまスモールビジネスなのか

弊社ではBMRスモールビジネス研究所というスモールビジネスを研究する、実践する有料ビジネスコミュ二ティを運営しています。 この記事では、 ・なぜいまスモールビジネスなのか ・スモールビジネスとは具体的に何か を解説します。 会社員は社会保険料率が高く頑張っても稼ぎづらい会社員は高給を得られてもアップサイドが小さく、労働集約的で時間的な自由を得られない、税務的な制約があるなど真に経済的自由、FIREを⁨実現するためには障壁が大きいです。 会社員で年収1,000万円を達成す

スモールビジネスでちゃんと利益を出せるオーナーの特徴

仕事柄、スモールビジネス事業者のオーナーとの接点が増えたのですが、 ・儲かる事業を選ぶ ・事業のセンターピンを押さえる ・やるべきことをちゃんとやる の三つを実行したら普通にちゃんと利益は出せる印象があります。 逆に利益が出ないオーナーは往々にしてこの条件の一つ以上を満たせていなせん。 今日はそんな話を記事にまとめていこうと思います。 儲かる事業を選ぶそもそも儲からない、儲かるか証明されていない事業をやると失敗確率が上がります。 自分がやりたいこと、知的好奇心や興