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最近気になったウェブの話題(2024年12月6日)

バーンワークス株式会社の加藤です。

「ウェブサイトを作る人の雑談」は、最近私が個人的に気になったインターネットやウェブに関連する話題をゆる~くまとめるバーンワークス株式会社 公式 note のサブコンテンツです。

今日は12月6日。前回更新から少し時間が空いてしまいましたが、今週、とても気になる話題があったので触れておきましょう。

米司法省、グーグルにChrome売却を要求?

米司法省が、Googleの検索に対する独占禁止法違反訴訟において、ブラウザソフトの「Chrome」の売却などを含む是正案を米連邦地方裁判所に提出したという話題。

まだ決定した話ではないので、あくまで米司法省としてはそういうことも視野に入れていますよという話ですね。

ブラウザ開発事業を切り離すことで「Google 検索」の独占状態に大きな影響があるのか、あるいは売却するっていっても誰が買うんですか(最悪、Googleよりevilな企業に買われてユーザーに不利益がもたらされる可能性もありますし)問題など、「?」と思うことも多いですが、それだけGoogleの検索分野での独占が問題とされているということでしょう。

これに関連して下記のような話題もありました。

米国司法省は、「ブラウザのデフォルト検索エンジンをGoogleにするための支払いを停止せよ」、要するに、「お金を払って他のブラウザのデフォルト検索エンジンの地位を独占するな」という要求も出しているそうなのですが、それで困るのは実はGoogleの方ではなく、そのお金に頼って運営されている方なのでは?という話ですね。

個人的に、Firefoxは昔からメインブラウザとして使用していますので、その今後に何か(悪い方向で)影響が出る場合は無関心ではいられないのですが、どのような流れになるのか注目したいと思います。

OpenAIが月額3万円のChatGPT Proプランを発表

ちょうど今日ですが、OpenAIは月額200ドルの「ChatGPT Pro」を有料プランに加えたことを発表しました。

ChatGPT ProはOpenAIが提供する最高クラスのモデルやツールへのスケーラブルなアクセスを可能にするプランで、このプランには、現時点で最も優れたモデルと言われる「OpenAI o1」への無制限アクセスや、「o1-mini」、「GPT-4o」、「Advanced Voice」へのアクセスも含まれるとのこと。

また、「o1 pro mode」というモードが利用可能らしいのですが、これは「OpenAI o1」をベースに、より多くの計算リソースを投入、より深い思考を行うことで、最も困難な問題に対して従来よりも優れた回答を提供するモードらしいです。

最初、「月額200ドル」と聞いて、そのくらいなら、と一瞬思ったのですが、今の円安で日本円だと30,000円くらいになるんですね。ぐぬぬ……

とはいえ、AIを本格的に自社のビジネス、生産性の向上に活用している企業などにとっては月額30,000円でこれだけのリソースを使い放題というのは、かなり魅力的なのではないでしょうか。


さて、今回はここまで。

最後までお読みいただいてありがとうございます。もし今回の内容が少しでも参考になった、気に入っていただけた、という場合はぜひフォローしていただければ幸いです。

また次回の更新でお目にかかりましょう。

それでは。


バーンワークス株式会社について

バーンワークス株式会社は、ユーザー体験を最大化する情報デザインとウェブアクセシビリティ対応を専門分野にサービスを提供する『ウェブアクセシビリティに強いウェブサイト制作会社』です。

弊社では、より本質的な視点に立ったウェブサイトの構築、アクセシビリティ対応などの関連サービス、ウェブシステム開発などを創業以来、10年以上にわたり企業、公的機関向けに提供しています。

下記のようなサービスをお求めの企業・団体様、ぜひお気軽にご相談ください。

  • ウェブアクセシビリティガイドライン(JIS X 8341-3:2016 等)に適合、準拠、または配慮したウェブサイトの構築をお求めの企業・団体様

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  • アクセシビリティ対応実務(コンテンツ修正や改善実装)を高いレベルで遂行できる制作チームをお求めの企業・団体様

  • 外部アクセシビリティ専門家によるアクセシビリティ試験の実施や改善提案をお求めの企業・団体様

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  • CMSを活用した更新性の高いウェブサイトの新規構築・リニューアル構築をお求めの企業・団体様

  • ヘッドレスCMSやJavaScriptフレームワークを活用した高パフォーマンスなウェブサイトの新規構築・リニューアル構築をお求めの企業・団体様

  • 上記のようなスキルを持ったパートナー企業をお探しの広告代理店様、システム開発会社、ウェブサイト制作会社様など

書いている人について

加藤 善規(かとう よしき)

埼玉県出身(東京都生まれ埼玉育ち)。専門学校でメカトロニクスを専攻後、製造業での生産、品質管理や、全国チェーン物販店での店舗開発などに従事する傍ら、独学で学生時代から続けていた趣味が高じてIT業界に。

フリーランスによるウェブサイト制作業務等を経て、2004年より都内ウェブサイト制作会社に所属。同社取締役ウェブサイト制作部門統括。2014年、バーンワークス株式会社を設立、同社代表取締役に就任。

ウェブフロントエンド技術、およびIA(情報設計)、アクセシビリティ、ユーザビリティを主な専門分野とし、ウェブサイト制作ディレクション業務、コンサルティング業務の他、セミナー等での講演、書籍の執筆などを行っています。

好きなことはサッカー、フットサル (観戦 / プレー)、モータースポーツ観戦、インターネット、音楽鑑賞、筋トレ、ギター、腕時計鑑賞。サッカー4級審判員、ウオッチコーディネーター(上級 CWC)資格認定者。