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自分を騙す123 ─2023/02/14

一日じゅう気が滅入ってしまってダメだった。
原因は分かっていても対処できないタイプのものだったのでなんとも。


こういう場合、音楽を聴いているか、読書をするかしないと余分な思考が頭の中をグルグルしてしまう。この場合、小説は特にジャンルを問わないのだけれど、音楽に関しては聴くジャンルが完全に決まっている。Dead Or AliveみたいなHi-NRGとか、イタロ・ディスコなんかが良い。

自分の中でこういった音楽は向精神薬のような役割を持っている(DOAは歌詞的にはゴス風味でヘビーな場合もあるけれど)から、テンションが低いな~ってときから今回みたいに最悪の気分になった場合まで、とにかく流しておけばなんとかなる。というふうに誤魔化している。

もう最高!



いよいよ京極夏彦『陰摩羅鬼の瑕』に挑み始めた。

妖怪を媒介にした小説で、フォーマットとしては探偵(推理)小説なんだけれども、そんじょそこらのモノとは一味違うというか、絶対に誰にも模倣できない独自の世界に行ってしまっているというか…。とにかく京極夏彦を知っている人であれば分かるはず。あの文章は彼にしか書けない。

で、この本、文庫版でも1226ページある。
巷ではサイコロ本なる異名もつくほどの厚さだ。

読書の進捗でいうと、まだ寿司屋で行ったらのれんをくぐったけれど敷居はまたいでいない、みたいなところだ。それでも先が気になってしょうがない。とにかく導入がきれいなのだ。もちろんきちんと噛み砕いて読むつもりだけれど、あとに控えている書籍がたくさんあるので、最低でも1週間で読み切りたいね。それでも1日どのくらいのペースで読み進めればいいのか計算すると………

怖くなったので今日はここまで。




(終)

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