ときのそら誕生日後夜祭ライブレポート
今後ライブレポート書く機会なんて無いと思うので書いちゃう。
2020年のそらちゃん誕生日の後夜祭として、YouTubeチャンネルで無料で見れるライブが開催されたんすよ。
ぶっちゃけこの動画を見てもらえれば、このnoteで達成したかったことの99割は終わっている。
「ときのそらって誰?」って人は(なんでこのnoteに辿り着いたかは分からないが)、手前味噌で申し訳だが俺の『1000字で語る ときのそら』を読んで来い。軽いから。
事の起こり
そらちゃんの誕生日が05/15であることは全人類にとって周知の事実だと思うのだが、2020年時点での世界情勢はやれ疫病だやれ外出自粛だと、到底リアルイベントができるような空気ではなかった。
(ぶっちゃけコレはライブ開催当日の2020/06/14時点でもそう。いずれ来る未来に向けて書いている)
まぁそんなわけで本来予定していた(らしい)誕生日ライブは中止となり、落ち着いた頃にもう一度、ということになったんだそうだ。(アーカイブの残らないニコニコチャンネル限定放送の発言より。出典に誘導できず申し訳ない)
日本に限定した話にはなるが、6月になってようやく「十分気を付けて外出するんだよ」ぐらいの空気にはなり、ホロライブ(というか多分cover株式会社)もようやくエンタメ配信元として色々できるようになった。
(件の色々の初手は多分不知火フレア女史の3Dモデルお披露目会だと思う)
その一つが今回の誕生日後夜祭ライブ……ってのは想像の域を出ないんだが、あながち間違ってもいないだろう。
基本的にはリアルイベント(と生放送)を根城にしていたそらちゃんなので、いわば片翼をもがれた状態だった。
そら「(๑╹ᆺ╹)すごいフラストレーション」
(※筆者の想像です。そらちゃんはこんなことゆわない)
そんな背景もあって、そらちゃんも今回のライブにはかなり気合十分で臨んでたようだ。
記事サムネの拝借元がこちらのツイート。coooooool!!
いやいい加減ライブの内容について文字に起こしてくか。
オッサンになると前置きが長くなるんだ、許せ。
st1. 太陽系デスコ
【盛り上げ曲いっぱい】のタイトルに違わず、初手からカッ飛ばしてくるそらちゃん。
「今日はアゲアゲソングばっかりです!」の宣言がボルテージを否が応にもぶち上げる。
「みんなも言ってー!!」(ナーナナナーナナナーナナナーナー)
できるアイドルなので会場を煽る煽る。
"あの一等星の届かぬ光は 遥かな彼方で綺羅めいた"
新旧そらちゃんのダンスがシンクロする激エモポイント。
ときのそら(2018)・ときのそら(2017)・ときのそら(2019)
構図が完璧すぎる……
そもそもこの太陽系デスコは「ときのそらMMDモデル配布記念動画」であったり「ときのそらチャンネル初のミリオン達成動画」であったりと、ときのそらを語る上で外せない歴史ある一曲でもある。
これを誕生日記念ライブの1曲目に据えるのはかなり強い。
このときのそらって人、そらちゃんのことよく分かってんねぇ!!
mc1
「こーんにちはー!」からの「お水飲みます!!」
自由か!! すき!!!
広いステージが嬉しくて駆け回るそらちゃん。かわいい。
実はこのステージのテクノロジーが激ヤバで、影もそうだけどタイルの反射まで見える。
えっ、もうこれはソコにいるじゃん。
あと、足音がトコトコ鳴るのがかわいい。ヒールが硬質なのかな。
初心者向けに次の曲のコールを説明して練習させてくれるそらちゃんの図。
「みんなじょーず♪」と褒めてくれるので、自己肯定感が欲しい人間は今すぐこのMCを100回みて「ときのそらだよ!」って言え。
アーカイブとか関係ねぇ。そらちゃんの言葉は時空を超えてDNAに届く(狂信者の発想)
st2. Dream☆Story
「せーの! いくよー!!」から始まるライブverコール。こんなんいくしかないやろがい!!
前奏の語りは「みんなー! 今日は来てくれてありがとーっ! 初めましての人もいっぱいいると思いますが、今日はたくさん歌っていきたいと思うので、全力で楽しんでいってくださーい!」
いやもう俺ライブ会場に来てたわ。
実際初めましての人も居たのだろうけど……ぶっちゃけめっちゃ羨ましい。「そらちゃんの初見はライブだったわwww」とか言えるのステータスだよ。ともすればマウント取れるやつ。
手ぇクルッてしながらウィンクしたぁ~!! か゛わ゛い゛い゛!!!
アイドル的な可愛さとパフォーマンスを煮詰めて作ったかのようなステージ。
ライブの動画見て……そしたらこんな文章読まなくてもいいから……
俺の語彙力はそらちゃんの可愛さを語るには貧弱すぎる。
急ぎっぱなしはダメですのポーズ。ゆっくり走ろう。
いきなりこっちに来ないでください。好きになっちゃうでしょ。
あ、もうなってたか。それならヨシ!
ドヤッ!
(たまたま撮れただけなのでそういう文脈ではない)
青に染まる会場に響く「ときのそらだよ!」コール。
こういう構図が無理なく見せられるのもバーチャルならではって感じはする。
あまりにも一瞬のしいたけ目……
そらともでなきゃ見逃しちゃうね。
そしてこの〆である。
完璧かよ……アイドルだわ……一点の隙もなく……
元動画でコール役として出演しているYuNi女史も、同日に2周年記念ライブをやってたりする。
mc2
曲を全部アゲアゲにしたら疲れることを語るときのそら女史。
当たり前体操第一。
バックにカメラが切り替わったことに気付いて皆に手を振ってくれるときのそら女史。
かわいい体操第一。
客席のみんなと記念撮影するときのそら女史。
体操とか言ってる場合じゃない。
「スクショタイムって思ったでしょ」と語るときのそら女史。
このポーズ伏線体操第一。
どうやら次の曲はだれかと一緒に歌うようだが……
st3. インスタントヘブン
よるのそらちゃんかーい!!
構図がリアルではありえな過ぎて、そらちゃんが10秒で着替えてることに気付いてなかった。
現代人が欲してやまない分身だってできる。そう、バーチャルならね。
世にも珍しいよるちゃんのバックショット。
ここ以外で見ることなさそうなのでレアですね。
(※こんな顔をしているが、BARではオレンジジュースしか飲めないことはあまりにも有名)
二人で踊ってる構図が好きすぎて、スクショも似たようなものになりがち。
しょーがねーじゃんかわいいんだから。
技術的には同じアクトレスのモーションを別モデルに同時に流し込んでおり、声は前もって撮っていた別撮りの音源を乗せているのだと思う。
見ればわかるがよるのそらモデルの方は表情が固定になっていて、リップシンクも動作していない(そらちゃんの表情変化に合わせるとよるのそらのキャラクター性が崩れるためと推察)。
まぁこの辺をとやかく言うのは野暮。ディズニーシーのタートルトークに小山力也さんが声当てしてないことを突っ込むやつはいない。
mc3
「客席の声がミュート」というジョークに対して「皆の声は今わたしの心に届いてるから、大丈夫」という100点満点の返し。
多分これは冗談でもなんでもなくて、そらともを信じているから出る言葉なんだろうな。
早着替えとステージ衣装について触れるそらちゃん。
この衣装で舞台に立ったのは、俺の記憶が正しければ今回で四度目になる。
(内訳はDream!、バーチャルセッション[アーカイブ公開期間切れ]、TUBEOUT! COUNT DOWN、今回)
元々の新衣装(後期のそらとか言われるやつ)は、デザインしたおるだん氏が「(soraArt等で)描きやすいように装飾を極力排した」と語っており――出典は失念したが――、Dreaming!ジャケットに使われるステージ衣装ではそうした制約を取り払って、舞台に立つに相応しい衣装を目指したことが見て取れる。
デザインしたおるだん氏もだが、衣装を仕立てた八剣氏にも感謝の念が絶えない。
「YouTubeだけど、みんながいて、わたしはステージに立ってる。だからこれはライブなんです!」
こんなに心強い言葉ある? あったら聞かせてくれや。
ライブビューイングとか中継生放送とか何も関係ない。
この子は……そこにいない誰かを信じるっていう難しいことをやってのける……そういう子なんだ……
こんなドチャクソカッコイイ発言の後に出てくるのがカッコイイ曲だったら最高じゃないっすか?
st4. ベノム
来ちゃうんだなぁコレが!!
(まーベノムって結構かっこかわいいみたいな感じするけど)
かわいいよりもかっこいいを意識したライブパフォーマンス。
実際そらちゃんはかっこいい要素が多分にある。
(ので筆者はDreaming! tr.2"ヒロイック・ヒロイン"がちょお好き)
(๑╹×╹)メッ
かっこよくてかわいくて色っぽい。
ステージに立つたびにリアルタイムで色相を変えていく彼女はまさに夢色の体現者だ。
(๑╹×╹)メッ (同じスクショ何回も撮るがかわいいので仕方ない)
めちゃくちゃ楽しそう。
実際楽しいんだろうな。ずっとやりたかったことをようやくできたんだから。
「ここから後半戦」と聞いて「おいマジかよあと10年はやってくれ」って思ったのは秘密。
(๑╹×╹)メメメッ (※そらともの死ぬ音)
念のためAmazonで命をいくつか購入してなければ危なかった。
ときのそらは劇薬なので用法用量を守って正しく接種しよう。ベノムだけに。(うまいこと言った)
mc4
「ベノムが大好きなので歌ってみたが出せて嬉しい」的なことを言ってた気がするが、それどころじゃない距離感。
クソほどかわいいな、何だこの子。
自粛ムードの鬱屈を吹き飛ばすための曲を選んだことを語るときのさん。
短いながらも非常に考えて作られたライブってことです。
お水タイムで後ろ向くのに合わせてバックカメラに切り替えられる。天才スタッフか???
そらちゃんが恥ずかしがってるのも合わせて二重にオイシイ。
Dream☆Storyと同じく、次曲の"青空のシンフォニー"のコールを手ずから説明してくれるときのさん。
初見にやさしい。ここまで書いといてなんだが、このライブはときのそら布教用のアーカイブ決定版なのかもしれない。
st5. 青空のシンフォニー
"作詞・作曲:ときのそら"アツすぎへん?
20歳の誕生日の記念ライブに、20歳の誕生日に発表した曲を持ち出す。
これでアガらないオタクはいないと断言しよう。
分かる! 私にもコールがわかるぞ!!
(それはそう)
「これから先もずっと一緒だよ」
2年以上前に生まれたメロディーが、ずっと歩んできた現在までの道筋を七色に照らしてくれる。
この舞台は間違いなく、止まることも諦めることもしなかった過去の結実だ。
過去と現在の奏でる交響曲(シンフォニー)が、アリーナに青空を描く。
ずっと泣きそう。
mc5
残念ながら青空のシンフォニーは1コーラスだけの披露だったが、次のワンマンライブではフルで歌いたいとのこと。
原曲が有料配信されたばっかだから、買ってくれた人に申し訳ないという気持ちもあるのだろうね。
色んな人に配慮してて、すげー安心して見れるのもときのそらの魅力だ。
素敵なステージを用意してもらったことを満足げに語るそらちゃん。
「よく見るとね、ほらわたしたちのマークもあるんだよ! 水色白ピンク、かわいーねかわいーねかわいいーーっ!! すごーい! ひろーい!!」
は? そらちゃんの方がかわいいが???(全ギレ厄介オタク)
これから先、色々なことにこのステージを使っていき、使って欲しいと語るそらちゃん。
今夜だけのためにしつらえる価値はあったが、今夜だけのものにするには惜しすぎる。
「これからも、どうぞわたし、そしてホロライブ、ホロプロを、よろしくお願いします」
泣くやん……そんなん……
2017年から始め、初回生放送の視聴者数は13人と、今では考えられないような極寒の冬を経験してきたからこそ、彼女は今支えてくれている全ての人への感謝を忘れない。
期待値が「ゼロ」まで下がれば、自分に今あるものすべてに間違いなく感謝の念が湧く。
――「車椅子の物理学者」スティーヴン・ホーキング(1942-2018)
ラストの曲は、そんな彼女が支え、彼女を支えてきた『みんな』への、彼女なりのエールなのかもしれない。
st6. Shiny Smily Story
熱ホロぉ!!
会場に呼び掛けられる「ホロライブー!」コール。
バイブスが上がらないはずもなく……
「一人じゃないから」
エモスギヘン大量摂取させられたんやが?
皆自慢の仲間たちだもんな……!
画面のPVはサラッとノンストップストーリー仕様に切り替わる。
当時は何も考えずにみてたは。そらちゃんのかわいさしか見えない。
夢の舞台と同じポーズで。
大好きな歌姫と一緒に。
ホロライブという箱を形成するに至った、「奇跡の一歩」の体現者。
たった一人から始まった思いが、来場者22,000人をマークする。
ときのそらが駆け抜けてきた軌跡がここにあるんだよなぁ。
コレが「想像を超えてく未来」か……!
いや本当に、掛け値なしに素敵なライブだった。
そらちゃん、そして関係者各位に改めてお礼が言いたい。
ありがとうございました!
君が実に酔狂な、その辺の一般人をつかまえて月一で飯を奢るような人間なら、そこの『サポート』というボタンを押してみてもいいだろう。