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仕事はシェアしないほうがいいんじゃないだろうか

昨日今日と古着の出品作業をずーっとやっていたんだけど、いろいろ思い浮かんだことがあった。ワークシェアリングというのがあるけど、あれって単純作業以外は役に立つのだろうかとか。

自分はまだ古着の知識がないからいちいち出品や仕入れに時間がかかる。リサーチする時間が必要だから。でも、同業者でも数年やっている人はそれをショートカットできる。そのぶん、短時間で同じ作業をこなせる。

時間をかけたほうがその仕事の知識や技能は蓄積されるわけだから、仕事なんてシェアしないほうがいいんじゃないんだろうか。失業率を低下させることができるけど、全体としての生産性(富)も減りそう。だったら、シェアなんてしないで失業率が高くてもそれを社会保障でカバーしたほうがいい。

生活保護はうらやましい、ずるい、勤労意欲がなくなるという意見は良く耳にするけど、補助金漬けの産業は一部の学者以外からそういう話は聞かない。既得権もあるけれど、人の尊厳を保たせる、実質的なベーシックインカムなんじゃないかなあと思った。

やはり、金を配られてお前はあっちに行ってろというのはやはり人の尊厳を傷つけるんだと思う。その一方で生活保護がうらやましいという声は止まない。自分がそうならない自信がどこから来るんだろうか。僕だったらどう転んでもいいようにするけどなあ。

伝統的な経済学だと人は合理的に行動すると聞いたことがあるけれど、たぶんそうともかぎらないところに難しさがあるんだろうなと出品作業にうんざりしながらふと思った。


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