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広域フォトグラメトリに最適なカメラとレンズとは?(個人的な考察)

写真から3Dモデルを作成する広域フォトグラメトリは、魅力的な技術ですが、機材の選択が難しいですよね。今回は、下記の4つの撮影データを用いて、それぞれの特徴を比べながら、広域フォトグラメトリに適したカメラ、レンズを考えてみました。
(今回は作業時間の都合でjpg撮影、モデル作成後、HDRIによるライト設定のみ。となっています。色については後からの調整が可能なのでどの機材も遜色ないものになります)

今回の撮影機材

まず、結論からいうと、写真の解像度は品質に非常に大きい影響を与えました。レンズによる違いは多少はありますが、そこまで大きいものではないように感じます。
歩き回って大量の撮影をすることを考えると、画質優先の重いレンズよりも軽いレンズの方が適していて、広域フォトグラメトリの場合は、できる限り広角レンズ。個人的には10mmでも全く問題ない良い結果が得られたと感じています。
今後は、10mmを中心に撮影するつもりです。

下記は、実際に作成したモデルをレンダリングしたものてす。

Sony α7R5 

 Sigma 17mm F4 DG DN | Contemporary

α7R5 Sigma 17mm F4 DG DN | Contemporary   9504*6336
植物の形状が、なんとなくとれており一番良い結果となった。
レンズも軽く使いやすい。後ろの壁のメッシュも綺麗に作成できた。
この後の4K動画の切り出しや、Lumix S5の作例では、後ろの壁がガタガタになっているため、6000万画素が非常に影響していると感じる。軽いのがとても良い220g 

Sony α7R5 

フォクトレンダー Heliar-Hyper Wide 10mm

α7R5 フォクトレンダー Heliar-Hyper Wide 10mm 9504*6336
17mmと10mmを比較すれば、17mmの方が綺麗なメッシュが作成されており、植物の形状も17mmの方が綺麗だが、撮影枚数やパンフォーカスのしやすさを考えると今後は、メインになりそうな気がする。レンズ重量は、375g

Sony α7R5

Sigma 17mm F4 DG DN (3840*2160(4K動画切り出し)

α7R5 Sigma 17mm F4 DG DN (3840*2160(4K動画切り出し)
品質としては、良い結果が得られなかった。8K動画ならもしかしたら良い結果が得られるかもしれない。植物の造形は完全に塊になっており、背景の壁も荒れて段差ができている。

Lumix S5

Sigma 14-24mm F2.8 DG DN | Art  14mmで撮影

Lumix S5 Sigma 14-24mm F2.8 DG DN | Art  14mm 6000*4000
久しぶりに、このカメラとレンズを使った。モデルの品質は結構良くて、植物の造形もそれっぽく取れている。7R5の10mmと同じぐらいの品質はあるように思う。ただし、後ろの壁に段差が多少できてしまっている。ちなみに、このレンズは非常に重く歩きながら大量の写真を撮影するには向いていない。14mmという広角レンズでも歪みがほとんどなく、撮影写真の品質は素晴らしい。しかし重い。重すぎる。795g


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