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BUoYでの作品展示

こんにちは。BUoYカフェスタッフの石川佳奈です。
普段は現代アートの分野で主に映像作品を作っています。

BUoYとの出会い

BUoYとの出会いは、2018年ヘザー・B・スワン氏の展示を観に行った時でした。
パフォーマーを追うように地下に行くと廃墟のような銭湯があり、お風呂の蛇口付近の人型の彫刻だと思ったものが実は人間そのものでゾッとしたり、2階には建築途中のBUoYの雰囲気とリンクするような木材に釘を打つ映像作品があったり、作品を追いながらBUoYの建築の中を彷徨っているような面白い体験をしたことを覚えています。


その時、2階には注文していいか迷ってしまうさりげないカフェがあり、展示空間とひと続きになっているのでコーヒーの香りがコンクリート打ちっぱなし独特の少しじめっとした水や雨のような匂いの中に漂っていて、心掴まれたのを覚えています。日当たりの良さと、空間の匂いのバランスが個人的には好きなのかもしれません。
私の住居はBUoYから徒歩数分のご近所だということもあり、自分もここで展示しようと計画していたらいつの間にかカフェスタッフとしても働き始めていました。

地下の元銭湯空間で演劇やパフォーマンスができることはご存知の方が多いので、今回は展示ができる2階のレンタルスペースについてご紹介します。

ギャラリースペース 詳細

スクリーンショット 2021-03-05 14.55.09

ギャラリー1
幅: 約3m 奥行き: 約12m 高さ: 約3.5m
・コンクリート打ちっぱなしで廃墟の印象
・壁の片面はコンクリート剥き出し、もう一方は整った白壁
・小窓を布などで覆うと真っ暗になり映像展示にも◎
・床もコンクリート剥き出しなので足元注意

ギャラリー2
幅: 約7m 奥行き: 約7m 高さ: 場所による
(上記は中央をビニールカーテンで仕切った場合の一部屋あたりのサイズ)
・奥行き14mの空間が中央でビニールカーテンで仕切られている
・床はリノリウム
・ギャラリー1よりも廃墟の印象は少ない
・片面はコンクリート剥き出し、片面は整った白壁。

カフェ
黒壁を使用可能

展示例

2020年12月に上記エリアで個展をした際の写真を展示例としてご紹介します。

石川佳奈 個展「まちがう手 ぶれる指」2020年12月11日 〜 17日
撮影:ただ

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↑左奥:ギャラリー1 右奥:ギャラリー2(カフェから撮影)

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↑ギャラリー1

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↑ギャラリー2(手前の7m四方の空間を使用)

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↑カフェ黒壁

上記写真は、夜に照明を落として撮影したため、全体的に暗い印象になっています。(明るくすることもできます)

BUoYの展示でできること

私の個展の際は、BUoYカフェスタッフでアーティストの小野愛さんに作品をイメージしたフードを作っていただきました。詳細は小野さんのnoteに。

今後も上記のクッキーと、「どう生きたら良いのか(スペース)分からない」というゲリラインタビュー作品をセットで販売し、常設展示のように楽しんでいただけたら、とアイデアを練っています。

まとめ

BUoYでの展示の一例として、自分の個展時の記録と合わせてご紹介させていただきました。これからも色々な作品を鑑賞できる、さらに活発な空間になっていくのが楽しみです。
スペースレンタルの詳細はBUoYまで直接お問い合わせくださいませ!

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