Elvisの沼
退職して早1週間。
仕事を辞めたら、あれをしよう、これをしよう、と思っていたこと、何ひとつしていませんっ。
気を抜いたつもりはないのですが、先週の土曜日から体調を崩し、発熱はしていないので月曜日にクリニックに行って、花粉症の薬と咳止めの薬を処方してもらい、家で静かに過ごしています。
暇なので、映画でも観るかー、と思い、昨年の公開時は受験勉強の真っ最中だった『エルヴィス』を、遅ればせながらアマプラのレンタルで観たんです。
号泣していました。。。
いやー、これはすごい映画でした!
もう、すごい、としか言いようがないです。
最初、エルヴィスを演じるオースティン・バトラーが、あんまり似ていないのでは?と思っていたのですが、ピンクのスーツでギターを弾きながら、足を震わせてリズムを取って歌う姿に引き込まれ、その後はエルヴィスの人生をそのまま見ているような気持ちになりました。
実在のアーティストの映画と言えば、最近では『ボヘミアン・ラプソフディ』や『ロケット・マン』があり、これらもよかったのですが、『エルヴィス』は、なんというか、もう別格の感動でした。
最後の方で、もう体がボロボロで、立って歌うことができなくなったエルヴィスが、ステージでピアノを弾きながら『Unchained Melody』を歌うシーン(実際の映像)があるのですが、その声を聴いた瞬間に、涙腺崩壊。
神聖、というか、エルヴィスって天使なんじゃない?と思いました。
そして私は、Elvisという人と音楽をもっと知らなければ!と思い、続けて
『エルヴィス・オン・ステージ 没後30周年メモリアル・エディション 』
(3時間38分w)もレンタルで観ました。
エルヴィス・プレスリーの曲では、さまざまなアーティストがカバーしている、Can't help falling in love with youは前から好きだったのですが、他はあまり知らなかったのです。
でも、You've lost that loving feeling という曲に聞き覚えがあり、あれ?確かホール&オーツが歌っていたのでは?と思い出して、CDを探したら持っていました。
オリジナルはライチャス・ブラザースというアーティストが1964年にリリースした曲だったことを知りました。
やっぱり名曲って、記憶に残るものなんですねー。
このコンサート映像のエルヴィスは、いわゆる一般的にイメージするエルヴィスー襟の大きなジャンプスーツ、もみあげ、たくさんの指輪などーなのですが、映画を観た後に改めて観ると、本当に全身でリズムを取って音楽を表現していることがわかるし、どの曲もいい!!
この後、さらに、映画の中にも出てくる1968年のカムバック・スペシャルをYouTubeで観たり、オースティン・バトラーのインタビュー観たり、映画のメイキング映像観たり、まるごと一冊エルヴィスの雑誌読んだり、ああ止まらない。
Elvisの沼に気が付いたら入り込んでいました。。。
しかし、この沼、あまりにも深そうで、このまま進むと今後の私の大学院生活に支障が出そうなので、このぐらいで止めたいです。
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