文徒インフォメーション Vol.60

Index------------------------------------------------------
1)【Book】「サラダ記念日」から35年、AIが短歌を詠み始めた
2)【Publisher】「累進印税」の導入を掲げる「ひろのぶと株式会社」
3)【Advertising】広告が信用されるためにはステマ規制を強化すべきでは
4)【Digital】NFTは一時の流行で終わってしまうのか?
5)【Magazine】新しい「学研の科学」、年3回の予定で復刊
6)【Marketing】「サライ」が「モンベル」と提携。小学館の新機軸
7)【Comic】祝「ベルセルク」再始動
8)【TV, Radio, Movie, Music & More】山下達郎11年ぶりのアルバム発表
9)【Journalism】広河隆一の写真展は中止に
10)【Person】小学館OBの島本脩二が亡くなった
11)【Bookstore】世界思想社「本屋という仕事」が重版
----------------------------------------2022.7.4-7.8 Shuppanjin

1)【Book】「サラダ記念日」から35年、AIが短歌を詠み始めた

◎「厄介者のススメ ジョン・ウォーターズの贈る言葉」がフィルムアート社から刊行される!「ピンク・フラミンゴ」の映画監督ジョン・ウォーターズが、2015年に行ったロードアイランド・デザイン学校の卒業式の祝辞を全文収録しているそうだ。
http://www.kaminotane.com/2022/07/01/20332/
大手が絶対に手を出さない企画だろう。
「さあ、世界に出ていって、そいつをファックしてやりなさい。美しく!」

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25,599字
デイリー・メールマガジン「文徒」はマスコミ・広告業界の契約法人にクローズドで配信されている。2013年より月〜金のデイリーで発行し続けており、2021年6月で通巻2000号を数えた。出版業界人の間ではスピーチのネタとして用いられることが多く、あまりにも多くの出版人が本誌を引用するせいで「業界全体が〝イマイ社長〟になっちゃったね」などと噂されることも。

マスコミ・広告業界の契約法人に配信されているクローズドなデイリーメールマガジン「文徒」をオープン化する試み。配信されるメールのうち、出版・…

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