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52週Something New week_48_胃痛

週末胃痛奮闘記です。

金曜の夜、至福の時。

12月らしい寒さが気持ちの良く、街中にはクリスマスのデコレーションや煌びやかなイルミネーションが施され師走らしさも好もしい金曜の夜、かねてから行きたかったお店にふらりと立ち寄ると、カウンターなら入れるとの事で嬉しく一人酒をきめこみました。

注文した料理は刺身、天ぷら、煮物、汁物どれもおいしく、お酒も最高、更には食い意地が張り注文しすぎている私用に半人前を用意してくれる親切さで、お値段もかなりお値打ちと3拍子揃っており大変幸せな気分にさせて頂きました。

白い息を吐きながら帰宅し上機嫌で風呂に入り、温かい布団に入って就寝。



金曜の夜中、地獄の苦しみ

幸せな気分で寝ていると、急に胃のあたりに違和感が。
さして油濃いものを食べたわけでもないのにどうしたものか、といぶかしんでいると、急に激しい痛みが!!しばらくたつと収まるのでまた寝ようとすると、さらに激しい痛みが襲ってきます。寝付けなくなり色々google先生に聞いてみるとどうやらアニサキスのようです。おいしい刺し盛りに舌鼓を売った後、その中でも特に旨かった〆鯖を追加注文した追いサバがいけなかったのか、間欠的におそう激しい痛みで結局金曜の夜は一睡もできず、胃を手で押さえながらうんうん唸って朝を迎えました。

土曜日病院を調べるとどうやら内視鏡での摘出が必要なようで、近所には確実にできそうなところがなく、都内まで出なければならないこと、胃の痛みは大分治まってきたこと、先生によると数日で自然治癒すること、ばどから様子を見ることにしました。

するとどうでしょう、熱がぐんぐん上がって体中の筋肉、間接、節々が悲鳴をあげます。トイレにいくのも一苦労するような状況がそのあと丸2日続きました。

幸い3日目には熱も下がり、身体も復調してきましたが、今までで一番辛い体験だったかもしれません。

アニサキスとは

はアニサキスは寄生虫(線虫)の一種で、サバ、アジ、サンマ、カツオ、イワシ、サケ、イカなどの魚介類に寄生します。一定の加熱、冷凍で死滅するとの事ですが、養殖でない刺身には常に一定の割合でリスクがあるという事らしいです。咀嚼によって死ぬことはまずないので、基本目視による除去が有効な対策となるようです。

また、摂取したからと言って必ず症状が出るわけではなく、刺すような胃の痛みは胃壁にかみつかれたからではなく(実際にかみついているのですが)、アレルギー反応によるもので、私も体験したようにしばしば発熱、嘔吐などを伴います。下痢を誘発せずむしろ便通が悪くなるのが他のウイルス性胃炎とちがう所のようです。

発症した場合は基本胃カメラによる直接除去するしかなく、私のように様子を見ようとせずなるべく早く処置できるお医者さんに行かれることをお勧めします。

感想

発熱したのはワクチンの副反応依頼でしたが、改めて普段の健康の有難さと、自分の体の状況と向き合った期間となりました。また、あんなに小さな線虫がヒトにあれだけのインパクトを与えられるのだから、まだ自分にもいろんなことが出来そうだ、となにか感心させられた出来事でした。

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