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北海道日高地方の新冠町と沖縄県の八重山諸島の石垣島を面積比べしてみた

特に意味もなく、僕が暮らしている北海道の日高地方とか新冠町の面積などを比較してみた。

北海道日高地方の広さ

【日高地方】面積 約4,811.97km2/人口 約6.7万人

【沖縄県】面積 約2,281 km²/人口 約145.7万人

【埼玉県】面積 約3,798 km²/約人口 約733.9万人

だからどうしたと言われたら、それまでだが北海道の日高地方は沖縄県の倍以上面積があるし、埼玉県より広い。日高地方は7割以上が山林で平野ではないので、居住エリアが面積の約30%だったとしても、約1500㎡弱ある。となると日本で面積が最も狭い香川県(面積約1876㎡よりもやや狭いほどの居住可能な面積がある。香川県の人口は約95万人なので、やはり日高地方は相当な疎空間だとも言える。

新冠町の広さ

【新冠町】面積 約585.9㎡/人口約0.54万人

【八重山諸島】面積約587.2㎡/人口約5.4万人

何となく今日石垣島の話になって、調べてみたら新冠町と八重山諸島の広さがほぼほぼ同じで、八重山で暮らしていたことがあるので、改めて新冠という町のサイズ感がわかったような気がした。

それぞれの町のイメージ

日高地方は7町で構成されている。南から町名を挙げていきつつ僕の個人的なイメージを簡単に記していこう。八重山諸島バージョンは後日としよう。

〇えりも町

森進一の襟裳岬があまりにも有名だが、世代的に森進一と言われてもピンとこない。競馬ファン的にはエリモの冠が有名で春天で11番人気2着したエリモエクスパイアの記憶は強烈。

実際行ってみると昔ながらのえりも風情というのか日高風情が今なお残っていて、宿泊したくなる街。昆布漁は感動的。この動画はパルシステムさんの動画だが、かなりヤバい動画。

干場で昆布を干している漁師さんの姿を歩きながら眺めていたら、珍しかったのか声をかけてくれた。

「陸の孤島に移住してもう50年は経つ。色んな事を言われたし辛いこともあったけど、ほらこの風。こんないい町はないさ」って晴れた顔で言われて、営みの凄みのようなものが感じられた。

風は強い。風の館近辺は自然がむき出しになっていて、近場で気分転換したいときは、えりもにいく。

〇様似町

冬島の昆布も有名で、店舗オープンの時に冬島の昆布を販売していた。今販売していないことが今でも心残りだ。冬島の昆布漁をされている方がお店まで見に来てくださって、非常に長い時間昆布を眺めていた。僕なりに冬島昆布の迫力が感じられるように陳列していたせいか、本当に長い時間お店にいてくださって、一言いただいた。様似は実は長期滞在したことがなくてアポイとか登ってみたい。

〇浦河町

都会っぽい、おしゃれ。札幌感が感じられるのは、やはり日高の県庁所在地のような場所だからでしょうか。個人的には日高幌別の駅舎が好きで、天馬という食堂と郵便局と線路が小さくワンセットになっている。ここも浦河方面に行く際に必ず立ち寄る。秋ごろに天馬街道を抜けて帯広十勝方面に抜けるのは超気持ちいい。美しい紅葉が見られるかもしれない。

〇新ひだか町

三石と静内という名前が抜けないのは、やっぱり競馬の影響だと思う。ウオッカは静内だし、カワカミプリンセスは三石だ。こちらにくるまで合併していることすら知らなかった。静内はスナック街があってお酒の匂いがする町だ。三石にはドライブインあさり浜という黄色い食堂があって、天丼と塩ラーメンが大好き。

〇新冠町

静内の町と新冠市街地はとても近いので、商圏としてはほぼ同じ感じがする。石垣島の離島ターミナルから真栄里まで約4キロ。新冠市街地から静内市街まで約5キロ。と言えば、石垣島の人ならイメージしやすいかもしれない。ちょっと距離あるけど、まあ行けるよねという距離だ。ちなみに1995年当時、真栄里には全日空ホテル以外何もなかった。今どうなっているか、多少見聞きしているから知っているが、正直行くのが怖くなる。さて、新冠町のことをとも思うのですが、たぶん今後もこの町のことは沢山書くと思うので。

〇日高町

飛び地町で門別と山日高がある。実はまだ山日高には行ったことがないので今年はぜひ行ってみたい。日高町と言えば門別競馬場で、東京の南関競馬ファンからすれば憧れの場所だろう。実際門別競馬場にきたら、パドックの雰囲気やサラブレッドとの距離感やスタンドの美しさなどなど、驚くことだろう。仮に人気スポットになった場合、それほど広さがないので、どうするのだろうと心配になるくらい小さな競馬場だ。大井競馬場が無茶苦茶広く感じるはず。

〇平取町

移住した頃よく、二風谷ダムに行ってた。奧屋敷じゃないけど独特なムードがある。石屋さんのような店など、つい止まってしまいたくなる店があって営業しているのかしていないのかというワクワク感も感じられる。

ちょっと殴り書きのようになってしまいましたが…何が言いたいかというと、それぞれの町にはそれぞれの歴史や色、個性があるということです。

【八重山諸島】

石垣島/竹富島/西表島/鳩間島/由布島/黒島/小浜島/新城島(上地島・下地島)/波照間島/嘉弥真島

行ったことない島は2~3島(記憶が…)あって、且つ新城島には行ったことがある。と石垣島や八重山諸島の人に伝えたら、おっ!って言われるかな?石垣島のそれぞれの集落と島がリンクしてたりしてて、とても面白い。今もなおその名残というか香りは残っているのかな…

【日高地方】

えりも/様似/浦河/新ひだか/新冠/日高/平取

日高地方を知らない、例えば石垣島の人にこの7つの地名を伝えても、なんのこっちゃという感じだと思う。或いは、今は八重山諸島はよく知られた存在なので、波照間島と言えば伝わるし、竹富島と言っても伝わる。もしかしたらパナリと伝えても石垣島で暮らしていない方々でも知っているかもしれない。でもつい25年くらい前は本当に知られていなかった。

25年前の石垣島と今の石垣島、どっちを選ぶ?

今、島の人たちにアンケート調査をしたらどんな回答が得られるだろうか。或いは1か月くらい滞在して、25年前の石垣島と今現在の石垣島を比較してみたい。その上で、今度は25年後の日高を想像してみたいのだ。

25年前の八重山と今の日高は似ている

25年前の石垣島は県内他地域からあらゆる面で後れを取っていて、何も決められないどうしようもない島だよく話していた。まとまりに欠け何も動かない…無駄なものは作るけど、大切なことは一切できないというようなムードがあった。ただ島の人たちは自分たちの営みや、その地の美しさに自信を持っていた。素晴らしい場所というポテンシャルがあるということは認めていた。でも何故かうまくいかないという状態の頃に、僕は石垣島で暮らしている。今の日高がうまくいっていないとは思えない。思えないのだが、ムードがそっくりだと日々感じている。その辺りのことを、継続的に思い出しながら書いていきたい。

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