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個人的な失敗もありますし、逆に組織やチームとしての失敗は多々。今日は馬券で穴馬を捕まえておきながら、失敗をしました。馬券はゲームなので、負けたということです。勝利と敗戦、成功と失敗については様々な書籍がありますし、体験もあります。

サッカー日本代表のロシアW杯のベルギー戦

個人的に衝撃的な敗戦として記憶に残っているのはサッカー日本代表がロシアW杯で、決勝トーナメントに進出しベルギーと戦いました。2点先制しながらもひっくり返されてしまいました。ベルギーの1点目は、本当に気まぐれなフワッとしたヘディングで、たまたま入っちゃった系のヘディングでした。そのヘディングが入る前までは、ベルギーの選手も敗戦を覚悟していたことでしょう。不運として片づけてしまうのはもったいない敗戦でした。僕は浦和の小中学校だったので、サッカー少年でした。サッカーは好きです。後半ロスタイムで決められ敗戦というのは、ドーハと似ていますが、僕個人的にはドーハ以上にショックでした。何故勝てないのだろうかと。

失敗や敗戦は迷いから始まる

とはいえ、僕はサッカー選手ではありません。競馬もたしなむ程度です。実際には野菜直売所を運営したり、その他のお仕事もしながら生活しています。47歳になってもなお、夢は希望はあります。若者と違い、終わりも見えてくる年齢です。だからこそ、やりたいことをやらずに、毎日、長時間仕事をしていたら、嫌になってしまうと思うんです。そんな生にはしたくはないと思っています。勿体ないと感じてしまうのです。

攻撃は最大の防御なり

ということばが好きです。メンタリティーが好きです。勝つために、或いは何か成し遂げるためには、毎日にトレーニングをして、臆することなく新しいことに挑戦することだと僕は思います。もちろん生きるということは、何をしたかという結果よりも、何をしようとしたかというプロセスが重要とも思います。山本周五郎的な世界観とでもいいましょうか。でも…生きていると結果を出さなければならない局面はありますし、勝利しなければならない時もあります。そのミッションから撤退することを決めない限り、他に選択肢はありません。常に攻めて攻めてというスタンスの方が僕は性に合っているように思います。

撤退もできる

とはいえ、撤退するという大胆かつ勇気ある選択肢があることも常に念頭に入れています。自分には才能がないとか、お金が無いからとか、そんな理由で夢をあきらめてしまうような人にはなりたくはないのです。攻めの撤退ならどんどんやりたいです。サッカーのベルギー戦は、2対0から2対1に変わった瞬間から試合が変わりました。僕はサッカーを見ていて、攻めるのか守るのか…チーム全体が逡巡しているように見えたのです。その前の試合で、批判されながらも後方でボール回しして他場の結果を待った一戦があって、そのチームの戦略で正しかったのなら、ベルギー戦でも同じような狡猾さで相手を倒して欲しかったです。

批判を恐れず…

どんな状況でも強く判断をして思い切って行動しないと、失敗することが多くなります。チームや組織で言えば強いオーナーシップを持った人間が数多くいて、それぞれが判断し大胆に行動を取らないとミッションをを進めていくのは難しいでしょう。批判をされようともです。

じゃあどうすればよいのか?

どんな状況でも大胆に自信を持って行動できるような、クセや習慣づけをすることが大事だと思います。些細な事でも精神的に鍛えられます。何気ないジャンケンでもいいですよね。そのジャンケンに勝つために徹底的に考えて判断し、強く行動することです。粘り強く準備をして、すぐ行動できるように…と思うのですが、結構難しいんですよね。人間って行動するときに躊躇してしまいがちですし、より早く何かをするための戦術を遅らせてしまいがちです。

学校や社会人になりたての頃は…時間と量が評価された

若い頃、私は自分が自分の未来に何を求めているかが良くわかりませんでした。自分のビジネス的なことも、私生活的なことも。しかし、多くの先人たちから「成功するためには、コツコツと腰を据えて仕事をする必要がある」と言われ、とても苦しんだ記憶があります。練習時間の長さや練習量が、リアルと結びついていかない感覚に陥っていて、自転車のペダルを一生懸命漕いでいるのに、チェーンが外れている。そんな感覚です。無茶苦茶頑張って長い時間ペダルを回しているのですが、自転車は進まないのです。

冷静で大胆は判断とは?

一生懸命やってもダメだったら、一度辞めるのがいいと思います。そうすればチェーンが外れていることに気が付くことでしょう。僕たちのお店は今、週3日間の定休日を頂いています。そうすることで、チェーンが外れていることに気が付くのではないかと期待しています。

週3日間の定休日は簡単じゃなかった

本当に出店者の皆さんにもお客さんにもご不便をおかけすることです。決断は簡単ではありませんでした。ただやるなら今しかないと思いましたし、やるなら徹底的にやろうと判断させていただきました。

お店の可能性を本当に100%引き出すことができているのだろうか?
今までと同じような運営で大丈夫だと言い切れるか?
僕たちがイメージしている未来にしっかりと繋がっているか?

中途半端な気持ちで運営をしたり、或いは躊躇したり、臆病になったりして失敗した経験があるからこそ今一度確認がしたかったのです。喜んで、より面白く、そして大胆に、あるいはお店の能力(ポテンシャル)に自信を持って運営していたら、もっと何かできたかもしれない…って後々後悔するというのが想定される限り最悪の未来です。

基本的には攻撃と防御の両方を得るのは難しい

バランス感覚は大事です。でも大抵の失敗は判断が曖昧になることから起こります。僕個人的には、基本的には行動する際に、多くの場合、全力を尽くしていません。失敗を恐れ、すぐに諦めてしまいます。障害や挫折なんて山ほど訪れてきます。どんな困難にもめげない強さを身につけ、どんなことがあってもチャンスを最大限に生かすことができたら、どんなに素晴らしいことだろうと思っていました。で、自分はそんな人間にはなれないだろうと。

望まなければ手に入らない

でも最近は人間って思っている以上に、自分の意思やマインドで変われるんじゃないかと思うようになりました。つまり、そもそも人生は難しいものではなく、難しくするのは自分自身なのだと。他人がどう思おうと、自分はダメではないし、才能も能力もあるのだと。すべてのチャンスは、いつでも、どんな形でも、どんな状況でも現れます。今は歴史に間違いなく残るほどの時代の変わり目を生きています。、誰にとっても(自分を含めて)大きなチャンスが生まれているということを忘れないようにしたいです。

ベルギー戦。どうすれば勝てたのでしょうか。う~む。

したっけ、また。

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