国民民主党の新代表が決定。選挙を通じて感じたコトまとめ。

国民民主党の代表選挙が終了した。
結果として玉木候補が前原候補を下し、引き続き玉木代表体制で国民民主党の3年がスタートした。

今回の選挙戦は小さい党にも関わらず大きな注目を浴びた。

後に触れるが玉木代表が再選した場合は与党入りするのではないかという噂があったり、前原候補が代表となった場合には野党再編をして、二大政党制へ向けた動きが加速するのではないかという期待?もあったのかもしれない。

ネット、テレビと様々な場所で両候補バチバチの討論が繰り広げられた。
同じ党でありながら真っ向から斬り合う討論は正に【龍と虎】の様に激しく主張を繰り出した。

その激しさから「前原さんは負けたら維新に行くんじゃないか」とか「前原さん勝ったら玉木新党結成じゃないか」と様々な憶測が流れた。

しかし、今のところは「21人しか国会議員いませんので、冷や飯も温かいご飯も、分けてる余裕はない。そこはノーサイドで考えていきたい」とのコメント通り、玉木代表は前原議員を冷遇するようなコトにはならなさそうだ。

私個人の考えを話す。
私はこの少ない党の中にも、ゴールが同じなら真っ向から相反する人間がいた方がいいと思う。

今回の選挙戦で見えた光は玉木、前原両者共にゴールは同じであり、そこまでのコースが違うだけというコトだ。

・しっかりと政権をになう。
・安保、エネルギー(特に原発)、教育への注力で妥協しないし、その点を共有できない党とは組めない。

コレは相反する主張が多かったこの選挙戦の中でガッチリと二人に共通している考えだ。

余談になるが、私は今回の代表選挙を見ながら、戦国時代末期に行われた大坂の陣における真田兄弟を思い出していた。

豊臣側として真田丸で有名な真田幸村と、徳川側へついた真田信之。
この二人は【真田家】を残す為にお互いを敵としてでも東西に別れたのだ。

政治は「まさか」の繰り返しだ。
もし、玉木代表一本槍ではまだまだ小さい国民民主党は逆風には耐えられない。

あって欲しくはないものの、その時、同じ党に前原議員がいれば、そちらに流れて国民民主党を残すコトができるやもしれぬ。

そういう意味でも今回は負けた前原議員には何がなんでも国民民主党に残って頂きたい。

そして、玉木新代表となっての記者会見で繰り返し質問されていた国民民主党の与党入り、または国民民主党所属議員の閣僚入りに関する質問。

その中で選挙中から玉木代表が口酸っぱく繰り返していたのは、今ある既存政党で連立を組める党はないというコトだ。

だから政策で合意すればどの党とも等距離で政策を通じて「対決より解決」を実行していくという姿勢だが、どうもメディアの皆さんはそれでは困るらしい(ヤレヤレ…)。

それとも照らし合わせば、トリガー解除もしない、原発に関しても党として明言できない与党とは政策単位の協力はあっても連立組めないし、他の野党ともそれは同じだ。

もちろん、それらを受け入れますというなら、私は連立入をも否定はしない。

ただ、今後の党が使い捨てにされるなではないかという不安はある、
しかし、国民民主党は国民に寄り添い暮らしの為にナニがきるかを考え結党されているコトを考えれば、国破れて山河ありではないが、その目的が達成されたなら党が飲み込まれても私は拍手を持って受け入れたいと思う。

なんにしても、まだまだ小さな弱小政党という事実は変わらない。
玉木代表が国民民主党の舵取りをどう行って行くか。
ワクワクしながら応援させてもらう。

ほいたら、また。

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