首長には行政経験や議員経験は必要なのか

https://note.com/bunta103432/n/nf9f6063c7930

ちょっと懐かしいnoteの記事を再び見る。
まあ、考えが成熟してないなという感じの記事だが、本意はそんなに変わらない。

この記事に書かれている様な「行政経験もない人間に首長は務まらない」という意見に次いでよく聞くセリフがある。

「市議もやってない人間に市長が務まるのか」という声だ。

私からすれば市議と市長というのは与えられた権限も違えば求められる役割も違う。

市長というのは計画や制度を作り運営する。
その為の予算を市議会に提出して是非を問う。そして、通ったものを職員と共に遂行していくのが役割だ。

一方、市議はこの間の問題はないかを市議会を通して判断したり、足りないモノには追加で議員から提出するというのが主な役割となる。

やるべき仕事と求められらる役割が市議と市長では全く変わってくる。

しかし、その点を理解しない有権者というのは市議経験を市長には求めがちだ。

私の思う良い市議というのは、市で起こる問題に対して忖度なく追求しする様な議員だ。

しかし、残念ながらその様な議員は市議としては評価されても、首長としては協調性にかける場合が多い。

当たり前だ。
コレまで批判してきた立場なら、市長になったら逆の立場となるのだから。

起こる問題に対してどう解決するかを自ら答えを導き出さなければならない。
要は攻めるだけの役割から、改善解決を出す立場を求められる様になるのだ。

これを踏まえても議員経験がないと首長になれないという声には疑問が残るし、良い市議であればあるほど、市長とは土俵が違うというコトを理解できる人が増えたらいいなと思う。

今話題になっている安芸高田市の市長。
行政経験も議員経験もゼロです。

橋本大二郎元知事だって橋下徹元大阪府知事だって議員経験、行政経験なしで首長になりました。

私は首長に市議経験や行政経験といった経験は求めません。それより求めるのは能力です。

しっかりと時代の荒波を乗り越え、より良い未来へ舵を切れる能力がある方に是非、1票を託したい。

明日から土佐清水市では市長選挙、市議補欠選挙が公示日を迎えます。

みなさんの1票を誰に託しますか?
今、選択の時です。

ほいたら、また。


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