政権交代のキーワードは中道と地域政党
世の中には【風】と言われるモノが時々吹いたりする。政治の世界でもソレは同じだ。
戦後の大半は自民党によって政権運営が行われてきた。しかし、時々吹く「風」によって政権交代がなされてきた。
しかし、その政権も長くは持たず、いずれも自民党が政権を取り返している。
私からすれば当たり前の話だ。
だって風によって変わったなら風はいつかは止むモノだから、元に戻る。
毎度の指摘になるが、自民党というのは保守政党ではない。左右の思想を幅広く取り入れた巨大な組織だ。
そんな自民党に勝つにには真の【中道】が必要だ。
中道というのは仏教用語でいうところの
・偏見や執着を持たない
・喜怒哀楽に囚われず平穏な心を保つ
・その場でベストな選択をする
と言ったところだ。
ところが野党と言えばの代名詞の様に「批判」「反対」「邪魔ばかり」といった言葉が使われる。それじゃ一生自民党には敵わない。
真の中道というのはただの野党の寄せ集めでは達成できない。それを人は烏合の衆と呼ぶ。
真の中道とは大きな塊ではなく、真に掲げる政治信念に集う塊が出来ることをさす。
その塊同士が同じ党でなくてもいいのだ、バラバラでもよいので時としてしっかり政策を通して話し合いをし固まる。それでいい。
政権交代の為の野党はいらない。
政権交代できる責任がある党がいくつもできればいいのだ。
私個人は国民民主党を推しているが、この様な中道の党が増えればいい。
世論が不安定な時は極端な偏りの思想が支持を受けがちであるが、だからこそ、中道を堂々と掲げて進める党が必要だ。
選挙に勝つ為に右も左も入れますでは、やはり長期的な運営は難しい。それらの異端な思想がその党を食い潰してしまう。
政治の風や投票数に左右されない中道思想の党をめげずに諦めずにやり続ける。
そうすれば必ず受け皿になりえる。
そんな党が国政からではなく、地方から湧き出てきて、その都道府県エリアを飲み込み、それぞれの党が国政での選挙協力や選挙区調整を行うなどすれば今の自民党政権は揺らぐ。
だから、維新は惜しかった。
大阪という大都市を絶対に渡さない。
関西の意見は維新が担うというくらいの範囲にしておけば良かった。
※維新が中道とは言ってないのでご注意を…
中道思想の政党が各地方で芽を出す。
そうなると日本の政治が俄然進む。
今の「どうせ変わらん」「結局、自民党が1番マシ」という諦めや選択肢の無さから脱却しなければならない。
政権交代は大きくなるより小さくバラバラにでもいいから矛盾のない政治からでないと、そして、国政からではなく地方から変えていく。その方が遥かに早いと思う。
「自由は土佐の山間より出ず」の言葉の様に。
中道と地域政党。
政権交代ってここからじゃないかな。
ほいたら、また。
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