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尾道にて③

観光シーズンを終えた雨の町は静かで、混むという概念がない心地良さ改めて感じる。書店で紹介してもらった2軒のカフェを梯子。長いアーケード街の入り口に位置するアンティークな内装のハライソ珈琲から、線路沿いの坂道に張り付くように建てられた山小屋のような佇まいのSatie coffeeへ。注文時に、昨夜弍拾dBに居ましたよねと尋ねられ、類友を体感。本日3杯目のコーヒーを楽しみ、中深煎りのブレンド豆と焼き菓子をお土産にする。列車の時間が近付いていたので、雨の合間を縫って駅に向かった。


ふらりと訪れた小さな町の隙間に、借り暮らしのような構えの、魅力的な店が多数存在している。小さなコミュニティへの羨望。

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