高年齢層が来る小説投稿サイトが欲しいな(苦笑い)

「小説家になろう」をはじめ、小説サイトは書いてる人間にとってとてもありがたい。

なにしろネットで小説を書くために発展してきたサイトだから、どれもこれも書きやすいことこの上ないのですよ。

一例を挙げるとルビをつけたり消したりなんて、手書きやWordよりずっとラクで便利。



ただそういうサイトにやってくる読者層はライトノベルとかネットノベルが好きな若い世代が多いから、ぼくが書くようなものを好んで読んでくれる人が少ないのも実感します。もちろんそれは自分も若い頃はそうだったから仕方ないし構わないんだけど、メジャーな小説投稿サイトに上げられてるのはみんなライト&ネットノベルばかりだろうと、高年齢層の読者が敬遠して近づかないであろうことがつらいんですよね。高年齢層なら必ず自分の書いてる小説を好いてくれるとまでは言いません。だけど自分も司馬遼太郎さんとか宮城谷昌光さんとかを読んできた世代だから、出来やレベルはともかく文章がそちらに寄っているのは確かで、そっち系が好きな人にとってはとっつきやすいとは思うんですよね。

だから投稿機能はそのままに、角川や講談社が高年齢層向けのサイトを作ってくれるとありがたいとは思ってるんですよ。個人で作るよりそっちの方が人がやってきやすいだろうし、「小説は紙で!」と固執している人を引きつけるキッカケにもなって、小説人気を盛り返す一助にもなると思うんだけど。それとももうどこかにあるのかな。

今はいろいろ過渡期で(個人的には紙が発明されてから2000年ぶりの大革命期だと思ってる)、それだけにやりようによっては活字離れしていた人たちを引き戻したり、新しく作り上げる好機だと思ってるんだけどね。今だってこれだけ一次小説・二次小説が盛り上がってて決して読者がいないわけではないし、むしろ増えている印象すらある。文章には文章でしか表現できないものがあって、それを好む人は確実にいるからね。

ちなみに今はアルファポリスでこういうのを書いています(照)。
実在の古代中国・後漢帝国を創った光武帝の功臣「雲台二十八将」筆頭・鄧禹の物語。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/139306536/946446626

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