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生成AIパスポート試験に合格してみての振り返り

こんにちは。分析屋の平野です。
先月、「生成AIパスポート試験」を受験し、その結果がきたので報告と試験内容の振り返りを行った記事となります。これから受験をしようとしている方の参考になればと思います。


勉強開始前のレベル

  • G検定はだいぶ前(2019#3)に取得しております。

  • 業務にて生成AIを用いた開発などを行っております。

生成AIパスポート試験の概要

この試験は2023年から始まった新しい試験で、概要は以下の通りです。
試験方法:IBT方式(CBT方式とは異なり、自宅にて自身の端末を用いて受験する形式です)
試験内容:シラバスはこちらを参照してください。(ざっくり言えば、G検定から数学や統計学を除き、生成AIに関する内容を増やしたようなイメージです)
制限時間:60分
問題数:60問
合格水準:非公表(今回の試験では受験者の75%が合格とのことです。)

勉強期間

学習期間:約1ヶ月
総学習時間:10時間程度

  • 平日に30分程度勉強していました。

勉強した内容

公式テキスト公認問題集を一通り読んだあと、公認問題集の模擬問題を1回解きました。
私の場合、既に試験範囲をG検定や実際の業務で理解していたため、基本的に流し読みで勉強しておりました。G検定などの知識がない方は倍の勉強時間がかかると考えたほうが良さそうです。

いざ受験

試験は自宅にて受験しました。試験は30分程度ですべて解き終わったため、かなり時間が残りました。
結果は大体3週間後にメールで届き、合格でした。
前述した通り、既にG検定などで内容を理解していたのが大きかったと思います。

試験を受けてみて思ったこと

これから、生成AIパスポート試験を受験しようと考えている人へのアドバイスです。

可能であれば公式テキストと公認問題集の両方を買うと良い

この試験の参考書は公式テキストと公認問題集がありますが、内容は公式テキストのほうが質がよく、非常に読みやすいです。ですが、公認問題集の方には模擬問題が付いてくるので、練習には役に立ちます。
時間が取れない方は、公式テキストで勉強をして公認問題集のテキストは読まず、模擬問題を解く流れで進めるのがよいと思います。どちらかしか買えないのであれば、公認問題集で勉強すればよいと思います。

生成AIパスポート試験はG検定より難易度が低い

似たような資格にG検定がありますが、G検定のほうがシラバスの範囲が広く、試験時間も問題数も多いです。
また、生成AIパスポート試験のシラバスにもG検定と同じ内容が半分程度含まれるため、G検定を受ける前の練習として生成AIパスポート試験を受験するのも良いと思います。

シラバスの内容が少ない今のうちに受験したほうが良い

今日の生成AIは進化のスピードや実社会への活用のスピードが非常に早く、新しい技術や事例が次々と出てきている状況です。
つまり、今後シラバスの内容が改訂され、覚える必要がある項目が増える可能性が非常に高いです(G検定も改訂時に内容が増えました)。そのため、この資格を取得しようと考えている人は、覚える内容が少ない今のうちに取得しておくのがよいと思います。

おわりに

今回は、生成AIパスポート試験の合格までの流れと受けてみて思ったことをまとめました。これから受験をされる方の役に立てば幸いです。



ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
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