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勉強会しました。サッカーとデータ。

分析屋の下滝です。

ミニ勉強会の8回目しました! 15分の勉強会です! 発表は10分で終わりますが、質問も含めていつも40分くらいになっています! ミニは無理なのかもしれません!

今回は、Tさんの発表です!

内容は「サッカーとデータ」という内容です!

まずは、このテーマを選んだ理由です!

マネーボールが影響しているんですね!
マネーボールは、私は見ていませんが、聞いたことはあります。
2011年のアメリカの映画で、野球の映画のようです。データと統計を使って、選手を評価するシステムを導入し、他球団では評価されていない選手を集める、みたいな話のようです。

今回の発表はサッカーですが、同じように統計の役割はありそうです。

続いて、サッカーとIT、データとの関係です。

最近は、サッカーの現場では、リアルタイムでのデータ分析がトレンドになってるんですね。

そこには、理由があるとのことです。

規則改定で、通信機能を持つ端末の持ち込みが認められるようになったからなんですね(参考記事)。

それにより、ベンチにいるコーチと客席上部の記者席にいる分析担当のコーチにそれぞれ端末が支給され、データのやり取りが可能になったと。

そして、分析担当のコーチである、サッカーアナリストが、重要な役割を果たすようになってきたと。

では、もう少し具体的に、サッカーアナリストとはどのような役割の人なのか?

サッカーアナリストは、選手やチームを、分析でサポートする分析のスペシャリスト。そして、今は、各チームに1~2人はいると。

スキルとしても、データの分析だけでなく、映像の加工や、ITスキルも必要。情報収集力もコミュニケーション力もいると。

サッカーアナリストが分析した内容は、監督やコーチだけでなく選手にも提供すると。

続いて、サッカーではどんなデータを扱っているのか、です。

色々なデータがありますね。得点や警告数などだけなく、選手の走行距離や、パスの成功率など、他にも多数。

では、実際のデータを見てみましょう。

今回は、以下の2つのデータを見てみようとのことです。
・パス数/パス成功率
・走行距離

まずは、パスから。

クイズ形式になりました。
Q.パスがたくさんつながれば勝利につながる?
のでしょうか? 答えは
A.一概に言えない
とのようです。

というのも、パスを「どこで繋いでいるのか」が重要、なんですね。

パス数が多くても、自陣でのものなら、そんなに良いこととは言えないと。

実際にデータで見てみましょう。

左は、パス数が少ない中で勝った試合、の例です。たしかに、パス数も少なくて成功率も低いのに買っています。

右は、引き分けのケース。パス数や成功率が勝っていても(負けていても)引き分けと。

続いて、走行距離のデータを見てみましょう。

走行距離といっても、走っているだけでなく歩いていても換算されるようです。

ではクイズです。
Q.走行距離稼げば勝てる?
答えは
A.チームのスタイルによっては、かなりの重要要素

データで見てみましょう。

左は、走行距離が多く、勝った試合。
右は、走行距離が多いけども、引き分け以下(負けた試合)。

最後にまとめです。

おわりに

色々出た質問です。

・リアルタイムでのデータ分析トレンドということだけども、選手はリアルタイム性についていけるのー?とか。どうやら、日頃からデータで練習もやったりもしているとのことで大丈夫のようです。

・練習のときもセンサーつけてる? 選手も着けてるしカメラでもとっている。

・データ中心だと、監督の立場がなくなってしまうようになるのでは・・とか? まだまだ判断をするのは監督のようです。

・まだ取れてないデータは? カメラも技術も進んだ。呼吸とかもいろいろとれる。選手のマーキングのデータもっていたりする。

・フォーメーションとかでそもそもどのデータが高くなるとか関わるのでは?とか。

・パスで、自陣と敵陣へのパスで、分けたデータある? 分けてはあるが、公開されているデータでは、分かれていない。

・勝つことを予測する変数は何があるんだろう? シュート数なのかな?

ということで、分析屋には、スポーツアナリティクスに関心のある社員もいます!

過去には、某Jリーグのチームのデータ分析のお手伝いをしたことがあります。他にも、ラグビーでのちょっとしたお手伝いもあります!

自分の趣味や興味のあるスポーツのデータは、見るのが楽しいという人がいますので、 スポーツアナリティクスで何かご支援できるお仕事まっています!

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