Snowflakeさわってみた。Excelから接続してデータ取得してみた。
分析屋の下滝です。
Snowflakeをさわってみよう、の8回目です。
この前やっていたsnowdayの講演の話を聞いて知ったのですが、どうやらExcelからsnowflakeに接続して、データを取得したくなるような状況がありそうです。
ということで、Excelからの接続を試してみます。公式ドキュメントがありますので、詳しくはそちらを参照してください。
ExcelからはODBCで接続できるので、snowflakeにもODBCのドライバーを使って接続します。
まずは、snowflakeのODBCのドライバーをダウンロードしてインストールします。ダウンロードはこちらから。
ダウンロードするドライバーは、Architectureのwin64のものがおそらく正解だと思いますが、後々ダメだったらwin32で試してください。
インストールしたら、続いてODBCドライバーの設定をしていきます。公式ドキュメントが詳しいので参照してください。
ODBCデータソースのプログラムを起動して、ドライバーの設定をしていきます。Windows内の検索で「ODBC」で検索すると出てくると思います。win64を選んだので、64ビットの方を選びます。
起動します。
「ドライバー」タブを開きます。
SnowflakeDSIIDriverが存在することを確認します。
「ユーザーDSN」タブに移動して、新しくDSNを作っていきます。「追加」ボタンをクリックしてください。
SnowflakeDSIIDriverを選択します。
設定していきます。
Data Sourceには、任意をデータソース名を。
Userには、認証するSnowflakeユーザーのログイン名を指定します。
Passwordには、ユーザーのパスワードを。
Serverには、「<account_identifier>.snowflakecomputing.com」の形式で入力します。account_identifier(アカウント識別子)の詳細はこちらの公式ドキュメントをみてください。状況によってアカウント識別子をどこで探せばいいのかわからなくなるかもしれませんが、たとえば、私の場合は、Web画面左下のここから知ることができました。
コピーすると渡しの場合は以下が取得できます。「https://」は不要なので、残りをServerに入力します。
https://kw71477.ap-northeast-1.aws.snowflakecomputing.com
Warehouseには、データ取得時につかうウェアハウスを指定してください。作っていなければ作ってください。
Testを押して、接続できることを確認します。
ドライバーの設定はここまでです。
続いて、Excelの設定を行っていきます。
データのメニューから、ODBCのデータソースを選びます。
先程作成したsnowflakeを選びます。
接続され、データベースが選択できるようになります。
テーブルのデータを取得した際には、指定したウェアハウスが起動されます。
読み込みを押してデータを取得します。
今回は以上です。
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