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それ、何に備えてるんですか?


こんにちは。

 会社に置いてある新聞に香ばしい記事を見つけたのでこんな記事を書いてみます。

お読みにられましたか?

記事を要約すると、

 「民間医療保険よりも、その分のお金を貯金で備えるべきという考えがあるが、給付金をもらえるという“精神的安定”を得られるところに医療保険の価値がある。」


というお話です。


違和感しかないですね。



まず、何のために保険に入るのかを整理しましょう。
 両学長の解説をご覧ください。

出典 liberaluni.com
出典 liberaluni.com


タイトル画像のとおり、保険の仕組みは相互扶助です。

 確率は低いけど、一度起こったら再起不能レベルの被害を被る可能性のあることに対し保険で備えます。
(車で人をひいた、一家の大黒柱がなくなった、家が火事になったとか。)


ですから、そもそも、保険で儲ける、儲けようとすることは筋違いです。

(「不幸の宝くじ」が当たっただけです。
儲けたい、増やしたいなら貯金や投資をするべきです。)

そして、運良く(悪く)宝くじが当たった人が「保険はいいぞー」と言っているに過ぎません。

 新聞記事の筆者はそのパターンです。

さらにCFPの肩書きを持ち出すことで、単なるポジショントークではなく、権威効果により認知バイアスをかけてきています笑


認知バイアスを外して記事のみ読んでください。

「保険に入っていれば、「病院に行こう」と思える」
 という謎論理を展開しています。

まーそれ以前に、いわゆる“保険のプロ”が「保険金(給付金)で儲ける」などという考え方を広めていることに残念さしか感じません。
(ポジショントークにしても度が過ぎています。)


さて、本題に戻ります。

 じゃあ、医療保険って何に備えているのかという話なんですが、両学長の4象限の表に当てはめてみると答えは簡単に出てきますね。


で、話はここからです。

こういった現実を目にした上で、自分はどう行動すべきかを考えなければなりません。

契約している保険を見直したり、保険会社の株を買ったり、自分でFPの勉強始めてみたり、考えたことを行動に移すことが大切です。


ちなみにうちの場合、安い掛け捨ての医療保険を契約しています。

 というのも、私としては解約したいのですが、妻としては、理屈で分かっていても感情がついていかないみたいです。

お互いの正義がそもそも違うので、話してもなかなか難しいのが現状です。

ですので、これくらいの保険料なら夫婦喧嘩するよりはマシかと考えて契約しております。

お金を貯めること<夫婦円満でいること

↑私はこういう考えです。


あ、最後にひとこと。

 入院日額2万円の医療保険はさすがに高すぎだと思います。


それではよい年を。

あざした。

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