日本の学生が暴力化している
どもー。
分析太郎です。
今回は「学生の暴力行為」について分析します。
最近暴力的な事件が多いので、みんな暴力的になってるんじゃないかと思って分析しました。
暴力行為に関する統計データは主に学生を対象にしたものが多いため、社会の縮図である学校が今どうなっているのか見てみましょう。
◆暴力行為の定義
「暴力行為」とは、「自校の児童生徒が、故意に有形力(目に見える物理的な力)を加える行為」をいいます。調査対象は国公私立小・中・高等学校です。
以下のような行為が暴力行為です。
・指導されたことに激高して教師の足を蹴った
・遊びやふざけを装って、特定の生徒の首を絞めた
・学校行事に来賓として招かれた地域住民を足蹴りにした
・教室の窓ガラスを故意に割った
それでは、見ていきましょう。
◆暴力行為の推移
国の統計データによれば、
学校での暴力行為は2019年まで増え続けていたようです。
グラフを作りました。
2019年まで増えて、2020年にカクンと減少していますね。
原因はコロナ規制によるものでしょう。
人に会えなければ振るえる暴力も振るえませんからね。
でも、これは根本的な解決じゃないですよね。
コロナ規制がなければまた暴力振るう人が増えるでしょうから。
ちなみに、学生の数は毎年減少しています。
グラフを作りました。
少子化ですから、当然こういう形になりますよね。
ただ、コロナ前まで暴力行為は増えていたと。
つまり、暴力を振るう学生の割合が増えているということですね。
困りましたねぇ。
できれば暴力はして欲しくないんですがね…。
◆都道府県ごとの比較
では、都道府県ごとに見てみましょう。
2020年の暴力行為件数を都道府県ごとにまとめました。
神奈川県、どうしたんですか…。
2位の大阪府と2,000件も差があります。
47位の愛媛県(54件)の152倍です。
ただ、神奈川県は東京の隣ですし、
学生数が多いことは十分に想像できます。
なので、学生数に占める暴力行為件数を分析しましょう。
表と地図グラフを作りました。
鳥取県どうしたんですか…。
そんなに荒々しい印象はありませんでしたが…。
よく見たら四国地方は全て平均以上ですね。
九州は全県平均以下かと思いきや、沖縄が全国2位の割合です。
◆いじめとの相関は?
それでは、いじめとの相関を見てみましょう。
2020年いじめ認知件数(千人対比)のデータと併せて、散布図を作りました。
お住まいの地域はいかがでしたか?
いじめとの相関はほぼないと言えますね。
ただ地域ごとの特色も見えてきました。
新潟県:いじめも暴力も相対的に多め
山形県:暴力は少ないのにいじめがめちゃ多い
鳥取県:いじめは平均くらいだが、とにかく暴力が多い
愛媛県:いじめも暴力も全国トップの少なさ
左下であればあるほど、いじめと暴力の割合が少ない
学生にとっては安全なエリアであると言えます。
◆おわりに
今回は「学生の暴力行為」について分析しました。
暴力と言っても、ナルトとサスケみたいな友情をぶつけ合うような喧嘩まで全て否定するつもりはありませんが、ただ相手を傷つけることを目的としたいわゆる暴力は、0にしたいですね。
分析は以上になります。
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