文才になれない

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おもいでが呼吸しなくなるまで

おもいでが呼吸しなくなるまで、わたしはずっと、2023年の冬にいることになります。わたしのなかではまだ、あの日はずっと呼吸しているの。生きているの。しつこくしつこく。きみとはじめて出会った日、きみとはじめておでかけした日、きみとはじめてお泊まりした日、きみに誕生日プレゼントをわたした日、きみとディズニーに行った日。きみを駅まで見送った日。ぜんぶまだ忘れられていないのに、どうしてくれるんですか。きみはいまなにしてるの?どこで、だれと、なにをして、どんなことを感じているの?ばから

    • 404 not found

      すごく憎くてすごくだいすきですごく羨ましくてすごく届かなくて、でもすごく愛しているきみへ。わたしがきみのことをもし見つけられなくなったなら、わたしもこの世界にいる意味はないよ。あのとき話したみたいに、はやくどでかい隕石が地球に落ちてきて、わたしときみと、ふたりきりになれればいいのにな。渋谷の、だれもいないスクランブル交差点で、ふたりで手を繋ぎながら叫びたい。それか、きみが死んだらわたしも死ぬんだ。良いように言えば心中、悪いように言えば愛情の押しつけ。でもね、一生更新されないき

      • あのこ

        だれかの感性を、あの子の感性を、羨ましいっておもうことほど惨めなことはないよ。唯一のじぶんの個性を、自らグーパンして、血まみれになるまで殴っているみたいな気分。この感情を書いているこの文字でさえ、あの子には到底及ばないのだから。わたしは、あの子が聴いている音楽を聴いて、あの子がよく食べるものを食べて、あの子と同じように腕を切って、あの子と同じように「さっさと死ねばいい」って言われて、あの子と同じように地球を恨んでも、わたしはあの子になれない。なりたいのに。こんなにも、心酔して

        • 全部夢だったら良かったのに

          気分最悪。居心地最悪。一人暮らしの家に帰ってちゃんと生きていける自信なんて、到底ない。ずっとこうやってぬくぬく、熱くも冷たくもないぬるま湯に浸かるみたいに、ずっとここにいたい。いたくないけど、いたいの。痛くないけど、痛いの。わたしが蔑ろにしすぎたのかなとか、愛情を言葉にしなかったからかなとか、手料理振る舞わなかったからかなとか、サプライズをちゃんとお手本みたいに喜ばなかったからかなとか、もう間違いはたくさんあったのかも。それをひとつひとつ治していけば、彼女は満足したのかな。満

        おもいでが呼吸しなくなるまで

          わたしってのは

          わたしってのは最低最悪なので、他人にされたいやなこととかいやな発言とか、そういうの全部覚えてる。覚えてるだけじゃなくて、日記に書いたりノートに書いたり、いちいちメモったりしてる。気色悪いな〜〜とおもいつつ、やめらんない。癖だから。たぶんこの先もずっとこう。わたしの大好きってたいてい、大嫌いと表裏一体で。わかんない。大好きが表なのか、大嫌いが表なのか。どちらかひとつだけの感情じゃ成立しないのかな、愛情って。憎たらしくて、大嫌いで、許せなくて、受け入れたくなくて、気持ち悪いなって

          わたしってのは

          ついにnoteなるものをはじめました。

          日々本を読む気にはなれないし、大学の授業を受けるのは面倒だし、でもツイッターではつまらないことを延々とつぶやいている。昨日の深夜に考えたことはもう覚えていない。だから、すこしでもわたしの中身が、文として残るように書いておく。数年後見返したときに、わたしがわたしに寄り添えるように。だれかがわたしに寄り添ってくれるように。つまらないこと、だれでも言いそうなこと、しょうもないこと。これしか書きません。きっと。あしからず。

          ついにnoteなるものをはじめました。