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ノーコのちょーぜつじゅんぶんがくコーナーふぁいるnizyu-hachi.

 ここは・・・ちょうぜつじゅんぶんがく灯火。

 ゆらゆらゆら、ゆらゆらゆらと、ぼんやりとしたあかりがそらにあらわれる。

 なぜなになに、なぜなになにと、ふわふわふわとあかりはちじょーをてらす。

 そーしていると・・・。

(どうしてぼくは、あかりとしてうまれたのだろー?)

 と、

 ふしぎにゆらめきながら、あかりがかんがえます。

 そこへ・・・。

 どうしたどうした?

 と、

 ふしぎなゆらめきが・・・きになって、きになって、あつまった林さん。

 あかりさんは、かんがえていたことを林さんにお話ししました。

「林さん林さん、ぼくは、なんであかりとしてうまれたのかな?」

 それをきいた林さんは、ぎょっとして・・・。

「うーん、それは、ふしぎなふしぎな森さんじゃないと、わからないねー・・・」

「そーなの?そうなら・・・ふしぎなふしぎな森さんには、どーしたらあえますか?」

「えー・・・とー・・・、たしか、ふしぎなふしぎな森さんは、ここからすーすーと、みなみにある。おおきなおおきな、おかのうえで音楽をならせば、あえるよ」

「そーなんだ。ありがとう」

「どういたしまして、あと・・・なにかに、ちゅーいしてほしいことがあったけど、とりあえず。ちゅーいしていってらっしゃい」

「はーい」

 ふしぎにゆらめきながら、あかりはみなみをめざして、ふわふわふわぼんやり行きます。

 ふわふわふわぼんやり、ふわふわふわぼんやり、ふわふわふわぼんやり。

 ゆっくりかくじつ、ゆっくりかくじつ、ゆっくりかくじつに、みなみへみなみへ・・・。

「きみきみ、そこのきみ」

 ぴたりととまり、きょろきょろして声をさがします。

 しかし、ふわふわふわぼんやりしていたので、すぐには声のするばしょがわかりません。

「こっちこっち、きみのしたさ!」

「はい、なんでしょう?」

 どうやら声をだしているのは、きのみさんでした。

「なんでオイラがきのみなのか・・・しってるかい?」

「んー・・・んー・・・、しらないですね」

「そーか・・・だれもオイラがきのみなのか、しらないって言うんだよ」

「そーなのですか?」

「そーなんだよ。で、コロコロころがって、ふしぎなふしぎな森さんにあいに行くところなんだよ」

 そう言って、すこしコロがってきたみちのほうへむかってコロコロころがります。

「よかったら・・・いっしょにいかないかい?」

「ぼくはおそいから、きのみさんは、おさきにいっててください」

「そーかそーか、では、おさきにしつれー」

 と、どんどんコロコロころがって、みえなくなりました。

(ぼくも、きのみさんみたいにコロコロうごけたらいいなー)

 ふわふわふわぼんやり、ふわふわふわぼんやり、ふわふわふわぼんやり。

 ゆっくりかくじつ、ゆっくりかくじつ、ゆっくりかくじつに・・・。

「もしもし、そこのあなた」

 ぴたりととまり、きょろきょろして声をさがします。

 しかし、ふわふわふわぼんやりしていたので、すぐには声のするばしょがわかりません。

「こっちこっち、あなたのうえですわ!」

「はい、なんでしょう?」

 どうやら声をだしているのは、とりさんでした。

「どうしてワタクシがとりなのか・・・ごぞんじかしら?」

「えー・・・っと、えー・・・っと、ぞんじないですね」

「あらま・・・だれもワタクシがとりなのか、ぞんじないって言うのよ」

「そーなのですか?」

「そーなのですわ。で、パタパタとんでって、ふしぎなふしぎな森さんにあいに行くところなのですわ」

 そういって、すこしパタパタしてきたみちのほうへむかってパタパタととびます。

「よかったら・・・ごいっしょします?」

「ぼくはおそいから、とりさんは、おさきにいっててください」

「あらあら、では、おさきにしつれー」

 と、ばたばたパタパタとんでって、みえなくなりました。

(ぼくも、とりさんみたいにパタパタはばたけたらいいなー)

 







ノーコ「ねむい!おやすみなさい」
QI「え!ここで!?ふしぎなふしぎな森さんは?」
嬉氣ねいる「すやぁ・・・zZ」

ノーコ「くーーーすーーーーぴーーーーー」
QI「置いてけぼり?置いてけぼりなのか!?」
嬉氣ねいる「すやぁ・・・zZ」

ノーコ「・・・・・・・・・・ぷーーーー」
QI「それでいいのか?それでいいのか!?」
嬉氣ねいる「すやぁ・・・zZ」

ノーコ「あしたも・・・けっさくぅ~・・・」
QI「・・・っく、續き・・・續きであってくれ・・・!」
嬉氣ねいる「つづく・・・zZ」

サポートよりも読むことがいちばんのサポートだよ!(ノーコ)