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長沼孝三先生の作品「インテリゲンチャ」

作品名:インテリゲンチャ
制作年度:1931年 ブロンズ

彫刻家 長沼孝三のターニングポイント

長沼先生が23歳の時、帝展で初入選し、彫刻家として活動して行く決心を固めた作品です。
「大学はでたけれど……」1931年は、世界恐慌から続く不況で、学があっても職に就けない世の中でした。作品は知識階級(インテリゲンチャ)を題材に、三面に渡って、酒を飲む男、踊る男女、スカートの女性を描いています。


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