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写真にまつわるあれやこれ。

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撮影での出来事や撮影機材のお話など。写真撮影技術や精神論など。写真にまつわるあれこれ。
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物撮りの振り返り。

今回は物撮をしたのを振り返ってみようと思います。物撮りの世界は深いです。専門ではないので勉強不足です。今回は商業写真ではなく社内の記録撮影でした。なので練習程度の撮影ですので、あしからず 。 担当者から『古いカメラをええ感じにお願いします。』だけでした。漠然。まぁでも撮影依頼の要望は往々にしてイメージだけの場合が多いです。そこからどれだけ要望以上のカタチで提供するかが勝負です。 古いカメラの質感と無骨な雰囲気を演出するためにグリッドでライティングすることにしました。まずは

画像補正のひとつ。HDRはちょっとだけ。

明るいところと、暗いところ。特に日中の撮影では太陽光とその影。輝度の差が大きいと人間の目では見えていても撮影すると明るいところは白く飛び、暗いところは黒く潰れてしまうことがあります。 デジタルデータは白飛びすると画像が残りません。暗いところの方が画像が残ります。なのでハイライト部分に露出を合わせてシャドーのバランスを見て撮影露出を決めます。 この写真では青空の質感を残すことを優先に撮影データを決定。編集前のデータ。 SS 1/500  f4.0  ISO320   Fu

ブライダルスナップ。撮影した後の話。

撮影した後、写真をお2人に届けるまで何をしているのか。撮影した後の話です。 撮影データをお届けするために。撮影したデータをそのままお2人へ納品することはありません。納品までに3つの行程を経ています。 ①必要なカットをセレクトする。 ブライダルの被写体はプロのモデルではありません。撮影することに緊張されたり撮られることに慣れていなません。ブライダルの撮影は2人の想い出の為の写真です。作品撮りでもありません。要は楽しい撮影体験を提供したいと考えているのでコミュニケーション優