【映画】「サイバー・ミッション」感想・レビュー・解説

なかなか面白い映画でした。

内容に入ろうと思います。
リー・ハオミンは、ネットゲームばかりやっているオタク。特に働くでもなくゲームばかりしているが、彼は実は「海賊船長」という名で活躍する凄腕のハッカーだ。かつてハッカーの大会で優勝したこともある。しかし、その能力で何かお金を稼ごうというのでもなく、時々その能力を人助けに役立てながらダラダラと過ごしている。
一方、チャオ・ファイは、「ゼブラ」という名前のハッカーであり、かつてハオミンの僅差で負けたことがある。ファイは、凄腕のハッカーとして犯罪組織から重宝される存在であり、料金は高いが確実に仕事を成し遂げるとして評判だ。
そんなファイが、著名なIT経営者であるモリから、オアシスというOSに侵入するように依頼される。インドネシアの公共交通機関にも採用されるほど普及しているこのOSで、何かやろうとしているのだ。相棒が必要だと感じたファイは、ハオミンに白羽の矢を立てる。ファイの相棒であるスー・イーの誘惑もあって、あっさり協力者に仕立て上げられたハオミンは、渋々ながらファイのミッションを手伝うことになる。
物凄く高いセキュリティを、彼らは知恵とテクニックで蹴破っていき、ついにオアシスをクラッシュさせることに成功するが…。
というような話です。

なかなかスピーディに展開していく、面白い話でした。ハッキング的なことはよくわからないけど、そういうよくわからない人間にも、ビジュアル的に何をしているのか分かるような見せ方をうまくやっていて、良かったです。ただ、展開が早すぎてちょっとついていけない部分もありましたけど。こういう、国際謀略モノ(と言っていいのかな?)は、面白いけど、誰が誰の側で、誰が誰を裏切っていて…みたいなことが結構複雑になりがちなので、難しいなと感じる部分もあります。

特別何か書くようなことはないんですけど、面白く見れるエンタメ映画だと思います。

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