【映画】「ハニーランド」

映画を観終えた感想は、「こういう作品を『良い』と思える人になりたかったなぁ」ということだ。僕にはどうにも、退屈な映画だった。

劇中では、ほぼほぼ説明的な補助がなかったと思うので(「思う」と書いてるのは、ところどころうとうとしてしまったので、自信がない)、公式HPの記述を観ながら内容を書く。

マケドニアの首都スコピエから20キロほど離れた地に住む女性。彼女は、ヨーロッパ最後の自然養蜂家だ。「半分はわたしに、半分はあなたに」と、採取しすぎないことをモットーに、持続可能な生活と自然を守ってきた。彼女は、寝たきりで盲目の老母と二人暮らし。水道も電気もない生活は、なかなかハードだ。
さて、そんな彼女の「隣人」として、ちょっと相応しくない人間がやってきた。車で牽引できる移動式の住居に住む、子供7人を抱える夫婦だ。牛も、たくさんいる。日々エンジン音を響かせながら、彼女が守り続けてきた平穏で安定した生活をぶち壊しにしていく…というような話です。

うーん、僕はちょっとダメだったなぁ。良さが分からなかった。普段なら、何がダメだったんだろう、何が自分に合わなかったんだろう、と考えて何か書くんだけど、今回はちょっとそれも思い浮かばないんだよなぁ。

アカデミー賞において、ドキュメンタリー映画賞部門だけでなく、国際映画賞(旧・外国語映画賞)部門にも『パラサイト 半地下の家族』などと並びノミネートされるというアカデミー賞史上初めての快挙をなしとげた作品だそうで、非常に高く評価されています。僕のようなへそ曲がりの意見はあまり気にせず、気になる方は観てください。

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