【映画】「ディック・ロングはなぜ死んだのか?」を観に行ってきました

※このnote全体の索引は以下より
<索引>【乃木坂46】【本】【映画】
https://note.com/bunko_x/n/naf1c72665742

内容に入ろうと思います。
ジーク、アール、ディックの三人は、「ピンク・フロイト」という売れないバンドを組む仲間。その日も、バンドの練習をし、その後、いつものように馬鹿騒ぎをしていた。しかし、事態は急変。彼らは、何故か血まみれでぐったりしているディックを車に載せ、病院の敷地内に放置。そのまま逃げた。すぐにディックを発見した病院スタッフが救命を試みるも、ディックは死亡が確認された。
しかし、ディックがまだ死んだとは知らない二人は、それぞれ違った反応をする。アールは、家財道具一式をピックアップトラックに積み逃げようとするが、一方のジークは結婚し子供もいる身。翌朝も、仕事の妻の代わりに娘のシンシアを学校まで送らなければならない。しかし車は血まみれ。どうすればいい???
一方、この町の保安官は、医師から呼び出された。病院の敷地内で発見された死体(この時点では指名不詳)は、殺人の可能性がある、という。直腸に出血があり、それとは無関係な頭部への打撲が見られる。どう見てもこの男は、レイプされたようにしか見えない、と。すでに大腸から精液は採取されており、鑑定に回されている。
ジークとアールは、ディックの死を知り慌てるが、しかし彼らは「俺たちが殺したわけじゃないんだし」と落ち着こうとする。しかし、彼らが殺したのでなければ、ディックはなぜ死んだのか?そしてその死を、どうして必死に隠そうとしているのか?実際に起こった事件から着想を得たという、ドタバタコメデイミステリー。
というような話です。

面白かったかどうか聞かれると、ちょっと微妙かなぁ、という感じの作品でした。たぶんそれは、「ディックの死の真相」が、ちょっとイメージと違ってたからかなぁ、と。いや、別に何か具体的なイメージをしていたわけではないのだけど、「そういう感じかー」という風に感じてしまいました。まあ、実際に起こった事件に着想を得ているっていうんだから、ドンピシャかどうかはともかく、この「ディックの死の真相」に近いことは実際にあったんだろうし、実際にあったんだとしたら、それを面白いとか面白くないとか言ってもしょうがないのだけど、この「真相」は、僕にはちょっと微妙だったかなと思います。

個人的に好きだったのは、ジークの娘のシンシア。この映画において、非常に重要な役回りを結果的に果たしてしまう役柄なんだけど、それはともかく、全体的にテンションが低めな、子供っぽくない感じが凄く良かったなと。基本的に子供には全然興味がないんだけど、あれぐらいローテンションの子供だったら、関わってもいいかな、と思ったりしました。

サポートいただけると励みになります!