Microsoft365 Ecucation#2(管理編)ユーザーの追加について
この記事は学校の管理者向けです。
Microsoft365のユーザー追加は以下のとおりです。
大きく分けると2つあります。「管理センター」と「Azure AD (Azure Active Directory)」のどちらからか追加する方法です。
管理センターの場合
方法1 管理センターから個別に「ユーザーを追加」をする。
方法2 管理センターからcsvで「複数のユーザーを追加」をする。
メリット:ライセンスの割り当てが簡単
デメリット:パスワードの初期設定ができない。公式の解説動画では40人ずつパスワードをリセットしているが、900人規模を手動で行うのは現実的ではない。
Azure ADの場合
方法3 AzureADから個別に「新しいユーザー」で作成する。
方法4 AzureADからcsvで「一括作成」から作成する。
メリット:パスワードの初期設定ができる
デメリット:ライセンスの割当てができない。別の項目からライセンスの割り当てをしなければならない。
結論 { 方法2 管理センターからcsvで「複数のユーザーを追加」をする。}+Powershell一気にパスワード変更が一番楽!
手順1 管理センターからcsvで「複数のユーザーを追加」をする。
手順2 Powershellでパスワードを一気に初期化して同じパスワード設定する。例えば全員「12345678」を初期パスワードにして、初回ログイン以降変えてもらうなど。ログイン後に変更などもPowershellで設定できます。
次回はPowershellでパスワードを変更する方法でも記事にして共有します。素人の私でもできるので、コマンドプロンプトの理解が少しでもあれば簡単にできるかと思います。
おまけ
さらに実はもうひとつ方法があります。
管理センター → 全ての管理センター → 学校データ同期(School Data Sync)を使う方法もあります。
メリット:全て一気に追加することができる。グループの作成もcsvできちんと設定すれば一回の操作で全て作成、ユーザーの追加も行うことができる。
デメリット:csvファイルが6つ必要、一つでもエラーがあると読み込めません。年度更新に対応し辛い。
この機能はベンダーさんとかではないと結構厳しいと個人的に感じました。素人管理だといずれどこかでミスが起きそうなので、現実的ではないと判断。
一言アドバイス:数値は6桁が無難です。6桁以下だとエラーが起きます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?