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月刊文芸誌『文活』 | 生活には物語がみちている。

noteの小説家たちで、毎月小説を持ち寄ってつくる文芸誌です。生活のなかの一幕を小説にして、おとどけします。▼価格は390円。コーヒー1杯ぶんの値段でおたのしみいただけます。▼詳… もっと読む
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バトンを渡すこと

『この度ご縁ありまして』という言葉を使うことが時々あるが、創作においての縁は我ながら恵まれていると感じる。  振り返ってみれば創作活動は小学生の頃から始めていて、人生とは切り離せない業でもある。当時は児童小説のパロディを書いたり家のぬいぐるみを登場人物に学習ノート一冊分物語にしたり、あの時のガッツは素晴らしかった。 その延長戦で大学は創作を学べる学部に進み、今も細々と続いているわけである。 お陰様で周囲も創作活動に理解ある友人ばかりだし、『創作って妄想でしょ』という通りが