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大谷派北海道教区が説明会 札幌大谷脱会問題

※文化時報2023年3月14日号の掲載記事です。

 真宗大谷派の宗門関係校、学校法人札幌大谷学園(札幌市東区)が北海道教区(錦秀見教務所長)の所管する「北海道大谷学園連合会」から脱会した問題で、教区は7日、一般寺院を対象に、問題の経緯や対応などの情報共有を図る初の説明会を開いた。教区選出の宗議会議員や教区会・教区門徒会、札幌市内の住職ら50人超が集まり、関心の高さがうかがえた。

 説明会は3時間超に及んだ。教区側は、学園連合会に加盟する他の宗門関係校4校などが2月27日に発表した共同声明の趣旨を説明し、宗派と一体で対処する姿勢を示した。

 参加者からは、学園側が学園連合会から脱会しながら、本山の「真宗大谷派学校連合会」に加盟していることの矛盾を問う声や、関係改善に向けた意見などが上がった。

 ある参加者は、父親が札幌大谷高校の教員を務め、自身も役職を経験した。

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