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念仏相続誓い合う 大谷派、慶讃法要が結願

 真宗大谷派の真宗本廟(東本願寺、京都市下京区)で30日間にわたって営まれた宗祖親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要が4月29日、結願した。会場となった御影堂と阿弥陀堂の両堂を中心に、全国からの団体参拝などで約6千人が参拝。期間中には10万人超が訪れ、宗祖の誕生と立教開宗を喜んだ。念仏と奏楽が境内を包み、慶讃法要後の念仏相続へ再出発を誓い合った。(高田京介)

同朋会運動の原点へ

 この日は雨模様だったことから、予定より10分早めて午前11時50分ごろに庭儀が始まった。奏楽の音色が響き、大谷暢裕門首、裕新門、サチカ夫人、鍵役、木越渉宗務総長らが稚児約130人と共に、総勢約440人で玄関門から参堂列を組んで練り歩いた。

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