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真宗大谷派「おんなたちの会」宗政参加を検討

※文化時報2023年2月21日号掲載記事です。

 真宗大谷派の女性僧侶らでつくる「真宗大谷派における女性差別を考えるおんなたちの会」は13日、京都教務所(京都市下京区)で、女性の宗政参加や坊守の位置付けなどをテーマにした勉強会を開いた。今年の宗会常会へ向け、宗議会の旦保立子議員(同朋社会をめざす会・東京教区)と中川和子議員(無所属・三重教区)をパネラーに、会員らが意見を出し合った。(高田京介)

 文化庁が発行する『宗教年鑑』(2022年度版)によると、大谷派の女性教師は2801人(16.6%)。僧侶議員で構成する宗議会議員に関しては、65人中女性が4人(6.2%)に留まっている。

 勉強会はオンライン併用で行われ、20人が参加。新人の中川議員が各国で導入されている選挙制度の在り方を、当選5回の旦保議員が宗務への女性参画の経緯をそれぞれ紹介した。

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