【能登半島地震】柴燈護摩修法で復興祈願 大本山隨心院
※文化時報2024年5月24日号の掲載記事です。
真言宗善通寺派大本山隨心院(亀谷英央門跡、京都市山科区)は6日、能登半島地震からの復興を願い、柴燈護摩修法を行った。藥医門前に護摩道場を特設し、亀谷門跡をはじめ一山僧侶と有縁の修験者らが出仕。雨の予報だったが法要の間は降らず、出仕者らは心置きなく祈り続けた。
作法にのっとり結界が張られ、上原慎勢泉涌寺派城興寺(京都市南区)住職を大祇師に修験者による修法が行われた。参拝者らは願いを込めた護摩木を奉納。燃え盛る炎を囲み、般若心経を唱和して熱禱(ねっとう)をささげた。
亀谷門跡は「被災地でまだまだつらく不自由な思いをされている方々がたくさんおられることを思うと、心が痛む。皆さんの祈りが届き、一日も早く平穏な生活が戻るよう祈った」と話した。
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