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動物に教わるいのち 華園真慶嗣法が初の著作

※文化時報2023年6月2日号の掲載記事です。

 真宗興正派の門主後継者、華園真慶(しんきょう)嗣法(29)が、初めての著作『生きものたちと仏教のはなし』(法藏館)を出版した。大学で獣医学を学び、動物の生と死に向き合った経験から、改めて仏教について考えた法話集。「私たちと共に生きる多くのいのちに向きあい、考えるきっかけにわずかにでもなれば」とつづり、自身の足跡を振り返るとともに、科学と宗教の共通点を示す意欲作となっている。(奥山正弘)

 真宗興正派が毎月発行する『宗報』に連載された法話を加筆修正した。前書きで本書について「動物から教えてもらった『生きるいのち』と仏教を尋ねた私自身の足跡」と明かした。

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