【能登半島地震】被災寺院のSNS投稿やめて 浄土宗
※文化時報2024年1月23日号の掲載記事です。写真は被災地で崩れた民家と倒れた電柱
浄土宗は12日、能登半島地震で被災した寺院の写真を会員制交流サイト(SNS)で発信しないよう宗門の寺院・僧侶らに呼び掛けた。被災寺院が特定されることで、寺宝の窃盗被害を招くおそれがあるためという。
石川県内では、住民が避難していて不在にしている住宅が空き巣に遭う被害が相次いでいる。被災寺院の住職らから「仏像や什物(じゅうもつ)が盗まれる可能性が高まる」と懸念の声があったという。
宗は、不特定多数の人が閲覧したり、拡散する可能性があるSNSに投稿したりすることは、「被災寺院のセキュリティー低下を伝える行為だ」として、自粛を求めた。
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