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【コロナ下のビハーラ㊥】私もここで最期を迎えたい

 ※文化時報2020年5月20日号の掲載記事です。写真は山下美や子さん(左)と長女の優季さん。

 「これだけ穏やかな時間を過ごせるならば、末期がんも悪くない」。京都府京田辺市の介護職員、山下美や子さん(56)は、母の土井彌生さん(83)が送った1カ月の入院生活を、そう振り返った。

 浄土真宗本願寺派が運営母体の独立型緩和ケア病棟「あそかビハーラ病院」(京都府城陽市)。彌生さんは、大腸がんを患い、4月6日に転院してきた。新型コロナウイルスの感染拡大で、政府の緊急事態宣言が発令される前日のことだった。

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