創刊100周年 社会と宗教つなぐ悲願
―あいさつに代えて 社長兼主筆 小野木康雄
おかげさまで、文化時報は2023(令和5)年2月2日、創刊100周年を迎えました。各教団・総大本山をはじめ宗教界の諸大徳各位と関係業者の方々、そして購読者やファンとして文化時報を支えてくださっている皆さまに、深く感謝しますとともに、厚く御礼申し上げます。
1923(大正12)年に京都で産声を上げた文化時報は、報道と言論を通じて、宗教界の発展に貢献してきました。関東大震災などの自然災害や戦争前夜の息苦しい時代、戦後の混乱期にあっても、宗教の光を社会に照らす鏡であり続けてきました。
7周年を祝う紙面で、当時の堤淨祐社長は「われわれの使命は、社会化した有益のものをつくりだすこと」だと明言しました。現在の文化時報が掲げるミッション「社会と宗教をつなぐ」は、創刊当初からの悲願なのです。
これからの文化時報は、100年の時を超えて、これまで以上にさまざまな場面で社会と宗教をつないでいきます。
社会に根強い宗教アレルギーや宗教側の敷居の高さなど、克服すべき課題は山積しており、一筋縄ではいきません。それでも、社会と宗教がつながれば、誰にとっても豊かな未来が必ず訪れると確信しています。
実現には、皆さまのお力添えが必要です。今後とも引き続きご支援とご協力を賜りますよう、何とぞよろしくお願い申し上げます。
2023(令和5)年2月2日
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