葬儀新時代 弔いも個へ…フューネラルビジネスフェア2024

※文化時報2024年6月14日号の掲載記事です。

　全国の葬祭事業者が一堂に会する総合展示会「フューネラルビジネスフェア2024」が5月29、30の両日、横浜市西区のパシフィコ横浜で行われた。146社・団体が過去最多となる257ブースを展開。「パラダイムシフト『葬儀新時代』への第一歩」とのテーマにふさわしく、その人らしい弔いを訴求する展示が目立った。（主筆　小野木康雄）

　葬祭関連の経営情報を発信する業界誌『月刊フューネラルビジネス』と発行元の綜合ユニコム（東京都中央区）が、新型コロナ下を除いて毎年開催しており、今年で27回目。コロナ前の活況が戻り、葬儀社向けに新たな商品やサービスを提案する専門業者が増えた。