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福祉仏教入門講座 6月に第3期開講

※文化時報2022年3月29日号の掲載記事です。本講座は5月30日をもって募集を締め切りました。

 文化時報社は6月から、社会活動に取り組む僧侶のための「文化時報 福祉仏教入門講座」の第3期を、オンラインで開講します。「葬式仏教から福祉仏教へ」をキャッチフレーズに、宗教者のみならず医療・福祉の専門職からも好評を頂いている人気の講座です。

 今回は第1期・第2期からカリキュラムを一部改編します。まず多職種連携の方法について学んでもらい、普及が進む成年後見制度=用語解説=の仕組みを大づかみで理解した上で、宗教者が果たすべき役割について考えていただきます。

 さまざまな困難を抱える檀家・門徒・信者や地域住民の人生を支え、看取りと弔いまで担う僧侶になることを目指します。どんな人にも寄り添い、「伴走型支援」を行う宗教者になりませんか。

 講座は全7回。ソーシャルワーク=用語解説=に取り組む僧侶や障害者福祉に詳しい当事者、市民後見人として活動する非営利活動(NPO)法人のメンバーらを講師に迎え、知識や考え方を学びます。

第3期カリキュラム
講師一覧表

 第1期、第2期を合わせて約70人が受講し、引き続きお問い合わせを頂くとともに、一般財団法人「お寺と教会の親なきあと相談室」の活動にも関心が高まっていることから、改めて開講を決めました。皆さまのご参加をお待ちしております。

▽講座名:文化時報 福祉仏教入門講座
▽開講日:別表の通り
※全7回の出席が原則です。いずれも友引前日です。
▽時間:午後7~9時
▽開講方法:テレビ会議システム「Zoom(ズーム)」
※欠席時は録画で受講可能です。
▽受講料:1万6500円(税込)
※全7回分です。欠席時の返金はできません。
▽申し込み:ホームページhttps://bunkajiho.co.jp/lecture.html)からお申し込みの上、受講料をお振り込みください。
▽締め切り:5月30日
▽振込先口座:京都信用金庫 七条支店 普通 3012160

フォローも万全

 文化時報社は、福祉仏教入門講座の受講者を対象に「福祉仏教全国連絡協議会」を設立・運営しています。それぞれの現場で伴走型支援を行う僧侶たちの〝ベースキャンプ〟となることが目的です。月1回の講演会を通じ、自己研鑽と学びを深めていただいています。

 また、宗派の垣根を越えて全国の仲間たちと意見・情報交換し、講師陣からも寺院活動について助言を受けられる体制を整えています。「社会と宗教をつなぐ」ことを社是とする文化時報社ならではの取り組みです。こちらもご参加ください。

【用語解説】成年後見制度(せいねんこうけんせいど)
 障害や認知症などで判断能力が不十分な人に代わって、財産の管理や契約事を行う人(後見人)を選ぶ制度。家庭裁判所が選ぶ法定後見制度と、判断能力のあるうちに本人があらかじめ選んでおく任意後見制度がある。

【用語解説】ソーシャルワーク
 生活に問題や不安のある人々と関係をつくり、適切な援助を提供すること。「社会福祉援助技術」や「相談支援」と訳される。専門に行う人はソーシャルワーカー(SW)と呼ばれ、病院や福祉施設、自治体などにいる。社会福祉士や精神保健福祉士といった国家資格を持つ場合が多いが、必ずしも資格は必要ない。

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