札幌大谷が学園連合会脱会　関係悪化、宗派離脱は否定

※文化時報2023年2月3日号の掲載記事です。

　真宗大谷派の宗門関係校、学校法人札幌大谷学園（札幌市東区）は、北海道教区（錦秀見教務所長）と道内の関係校でつくる「北海道大谷学園連合会」から脱会すると教区に通知した。その後、教区からの理事派遣などを廃止することも決めた。定款に相当する寄付行為の変更が文部科学相に認可されれば、４月１日にも適用される見通し。

　法人は真宗本廟（東本願寺、京都市下京区）の「真宗大谷派学校連合会」にはとどまる方針で、宗派離脱は否定している。