突如として現れた「im-a-good-gpt2-chatbot」(ないしim-also-a-good-gpt2-chatbot)というLLMモデル。
X上で目にした時にはすでに性能がすごいと話題に。
だれが公開したのかも、どんなモデルなのかもわからず、そして「gpt2」というちょっとなぞいネーミングでみんなの注目の的。
(最新情報追えていないかもなので、すでにソース出てたらすみません_ _)
そしてSam Altmanさんもこの意味深なツイート笑
なので実際に試してみて正体を暴いていこうじゃありませんか!笑
というか、ちょっと「im-a-good-gpt2-chatbot」、通称”GPT2”を試すのに一癖あるのでその解説もしながら、無料なので、ぜひみなさま体験してみましょう!という趣旨の記事です。
GPT2と対話するまでの手順
下記リンクにアクセス
https://chat.lmsys.org/
(人間かどうか確認して(笑)、その後のアラートも「OK」をクリックして進んでください)
Arena(battle)という画面が表示されます
どうやら多くのLLMモデル同士をアリーナでバトルさせるってコンセプトのようです?(たぶん)
画面下部の「👉Enter your prompt and press ENTER」フィールドへ自由にプロンプトを入力して「Send」を押すとチャットが始まります!
これ始めわかりにくいと思うのですが、左右に2つのLLMを同時に生成させてどっちが良い?というバトルをさせているみたいです。
ModelAとModelBの画面に同時に出力が行われます。
一旦ABともの生成が終わったら、AとBの下に現れる「A is better」か「B is better」のボタンをクリックするとモデル名が出現します。
ここが「im-a-good-gpt2-chatbot」(alsoという名前が入っているバージョンも存在してます)であればガチャ成功です笑
実は「im-a-good-gpt2-chatbot」も多くのLLMの中からランダムにしか現れないので出るまでガチャ感覚で試してください!
出現してからは普通に対話形式でのチャットが可能なので様々GPT-4等で難しいと感じていたプロンプト等ある人はぜひ試してみると良いと思います^^
使ってみた
入力したプロンプト
ちょっと純粋にやりたいと思っていることを詰め込んでみました笑
GPT2が生成した回答
…いや、すげーっす。
まとめ
テーマの提案例だけでも普通に秀逸。
ちょっとXでも投稿してますが、GPT-4ではこんな回答だろうなぁと想像しながら使っていることも多くて、その想定を裏切ってくれた時に自分の思考が加速して良いアウトプット出せるみたいな使い方をしてたりするんですが、GPT2だとしっかり想定をいい意味で裏切ってくれる感じ。嬉しい、楽しい。
このモデルはやく自由に使えるようになってほしい!!というの切実な思いです。開発用途でも使ってみましたがこっちの意図の汲み取りがうますぎる感じがして、ワクワクしちゃいます。
このGPT2さん、果たしてどうやって公開されるのでしょうか。
たぶんこういったモデルがバンバン出てくるとき、Difyを使いこなせていたら恩恵を存分に受けられると思います。
「Dify Lab」というLINEオープンチャットのコミュニティを運営してます。
このコミュニティではDifyの知見や情報が色々なレベル感でシェアされていきながら、サポートもしあえて、みんながDifyとAIの進化の波に乗っていけるようになったら良いなぁと思っていたりします^^
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