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【開催報告】ぐるグル#22「ぼくらはこの戦争にどう向き合っていけばいいのか」

イベント概要

開催日:2022年3月18日(金)20:00〜22:00
テーマ: 『ぼくらはこの戦争にどう向き合っていけばいいのか』
ご参加いただいた人数:5名(うち主催2名)
開催場所:オンライン(Zoom)
企画:鈴木弘樹、諏訪玲子

会の流れ

・ぐるグルの概要説明
・なぜこのテーマで開催を企画したのか(鈴木、諏訪)
・自己紹介/それぞれの人が今、思っていること
・フリートーク

この会を企画した背景

企画者である自分(鈴木)自身のもやもやから誕生しました。

情報収集をして、消化しようとしてもしきれず発信やアクションをしたい気持ちがあるものの何が正義かよくわからず…。でも、その「ぼくらはこの戦争にどう向き合っていけばいいのか」という問い自体を話し合うことをつくる場自体はできるかもしれない、と思い企画しました。

詳しい背景はイベントの告知文をご覧ください。

冒頭、こんなもやもやが持ち寄られました

・そもそも情報とどう接している?
・命をかけて戦うってどういうことだろう。
・そもそも国際政治にあんまり詳しくない。
・これまでも紛争はあったにも関わらず、なぜ今回とりわけ騒いでいる?
・今回の戦争も経済が絡んでいる。いつまでお金の社会なんだろう。
・そもそもこれは、戦争なの?侵略なの?
・とりあえずロシア、止まって欲しい。
・子供たちに戦争のことをどう話したらいいの?
・ロシアとウクライナだけの話なの?

その後、こんな話になりました

・戦いがなくなったのっていつからなんだろう。
・キングダム(中国春秋戦国時代がテーマの漫画)的に考えると、今日本は攻め時なのかもしれない。攻めてほしくはないけれど。
・誰のための命なんだろう?国を守るってどう言うこと?
・戦いってそもそもいけないことなの?話をしても止まらない時は、暴力ででも止めなくてはいけない時もある?
・武器がエスカレートしている。

・人が持つ闘争本能みたいなものもあるんじゃないか。
・オリンピックは戦争の代替だったのかもしれない。
・人を殺し合って国が競争し合うぐらいなら、スポーツでやったほうがいいんじゃないか。
・核ミサイルはスポーツで言うドーピングのようなものなのかも。
・国同士の争いで考えた時には、日本も武力の増強が必要だと思っていた。けれどスポーツで考えた時には、あいつがやっているからといってドーピングの選択肢は取らない。
・スポーツでは働く感情が、なぜ政治では働かないのか?

・なぜ自分は人が発する戦争ジョークを許せないんだろう。
・不謹慎とは、誰が判断するものなのか?

・もし今、戦争中だったらどう思うんだろう。
・自分の大事な人が傷つけられていたら戦うかもしれない。
・戦っている人たちと巻き込まれている人は違う。
・スポーツは巻き込まれないが、戦争はやらない選択肢がない?
・巻き込むな!と言う話なのかもしれない。

・職業選択の自由がなく、戦士になることもあるんじゃないか?
・職業選択には、経済的な要素だけではなく情報の取り方も絡んでくる。
・何から情報をとっていくのか、どう考えていくのか、どんな環境にいるのかが影響されるのではないか。
・かつて自分は、ご飯を食べながらテレビを見て意見を言っていた。その習慣で今でも政治の話を気軽にできるのかもしれない。
・誰かと一緒に情報について話すといいのかもしれない。

・この戦争に自分が、どう、何ができるのか?

会を終えて(鈴木)

会を開く前はどんな場になるのか緊張していましたが、それぞれの人がどう思うのかというところに軸足を置きながら話せて、それぞれの人がどう感じているか聞けて、面白く、そして少し気持ちが楽になりました。

その上で自分なりには次なる問いが出てきています。それは「この戦争にぼくは何をしていくのか」ということ。寄付なのか、戦争反対と発信をしていくことなのか。考えた上でそもそも、何もしないのか。

僕自身、この戦争から学びを得て、自分の暮らす場所がどうなっていって欲しいかについて考え、行動に行動につなげて来た感覚があります。でも、この戦争に対して、何かしら意見を持ってアクションをしたい気持ちもあって、でもやっぱり何をすればいいのか、まだちょっとわかっていません。

こんな時「こうだ!」と主張する強く意見を持った人の意見を取り入れたくなりますし、それはそれで一つの選択肢なのかもしれません。でも僕は、ぼやけていても、まだ言葉にならなくても、自分自身の意見を持って、その上で行動することを諦めたくないなと思っています。

ただまずは行動あるのみ!だとは思うので、在日ウクライナ/ロシアの方の話を直接聞きにいくだったり、これまでとは違う情報との接し方をしていけたらと思うようになりました。これで終わりではなく、ずっと考え続けていくことだと思います。

終わりに

今回の開催を経て、また今回の戦争をテーマに話す場をつくることとなりました。改めまして告知もしていきますので、よければご参加お待ちしております。

(鈴木)

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