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【市議選まで80日】なぜ統一地方選挙の投票率は低いのか、分析してみた!

どうもこんにちは。
国分寺の投票率を1位にプロジェクトの鈴木です。

国分寺市議会議員選挙(統一地方選挙)が行われるまでカウントダウン形式で10日ごとにnoteを更新しています。今日で選挙まであと【80日です!】

前回(90日前)のnoteはこちらから↓

前回の記事では、国分寺市の全有権者のうち14.61%が衆議院選挙には行ったけれど、市長選挙にはいかなかったということを書きました。今回は一体なぜ行かなかったのかについて考察していきます!

2021衆院選と2019統一地方選の比較

前回は2021年市長選挙と2021年衆議院選挙を比較しましたが、適切なデータが見当たらなかったため、今回は2019年統一地方選挙と2021年衆議院選挙を比較します。ちなみに国分寺市では、両者の投票率差は14.58%で、2021年市長選との差とほぼ同じでした。

 データは公益財団法人明るい選挙推進協会が発表した『第49回衆議院議員総選挙 全国意識調査』と『第 19 回統一地方選挙全国意識調査』の「棄権理由(複数選択可)」を参考にしていきます。

2021年衆議院選挙と、2019年統一地方選挙の「棄権理由」、つまり投票に行かなかった人の理由が下記になります。

オレンジが衆院選、青が統一地方選(都道府県議選)

1位は両者とも「選挙にあまり関心がなかったから」です。
ただ、統一地方選の方が7.7%も高い結果に。そもそもの選挙への関心の低さがより顕著になっています。これは地方選挙の論点のわかりにくさや、選挙の意義がわかりずらいといったところに関連しているのかもしれません。

また「政党の政策や候補者の人物像など、違いがよくわからなかったから」も統一地方選の方が6.2%高い結果に。ただ「適当な候補者も(政党も)なかったから」は衆院選の方が7.3%高くなっています。
これは、衆院選に比べてそもそも政策や候補者のことがわからないから、自分にとって適当な候補者がいるかどうかもわからないとも考えられます。統一地方選は衆院選に比べて圧倒的に候補者数が多いことも一因かもしれません。

また「仕事があったから」も4.5%高い結果に。国政選挙に比べて地方選挙は期日前投票ができる期間が短いのも一因として考えられます。市議選は7日間で、衆院選は10日間。選挙期間にかかる休日の数は2日と4日で、市議選は平日働く人にとって投票しづらい状況にあります。

統一地方選挙(市議選)の投票率を上げるには?

以上を踏まえた上で…。大事になるかと思われる要因がこちら!

  • 今回の選挙の意義!そもそも何が決まって何が影響あるの?

  • 国分寺市の課題ってなんだろう?

  • どんな候補がどんな主張をしている?

  • 休日の期日前投票日は貴重!あと夜20時までできるんだよ!

これらの要素とプロジェクトをうまく重ねられると、もしかすると国分寺の投票率は1位になるかも…!?
ぼくらも絶賛作戦会議中ですが、ぜひいいアイデアをお持ちの方は教えていただけると嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました!
次の更新は【選挙まであと70日】の2月12日(日)です。お楽しみに!

文責:鈴木弘樹(国分寺の投票率を1位にプロジェクト 発起人)


国分寺の投票率を1位にプロジェクト

\投票率が日本1位になったらまちはどう変わるんだろう?/
国分寺の投票率を1位にすることを目指すローカル政治プロジェクト。候補者インタビュー、選挙マルシェ、駄菓子選挙などを開催してきました。一人ひとりの視点を大事にしながら、選挙の度にまちをお祭りのように盛り上げています。

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