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色白と小学3年生時の担任の話

一昨日、BCG接種をした息子くん。
BCGは接種後10日ほどで赤いプチプチが発現し、接種後4週から6週には炎症から化膿したようになり、その後かさぶたとなって半年後には落ち着いて赤みもなくなっていくという。こういう皮膚の反応が、免疫を獲得したという証拠なので知っておかないといけない。
それとは別の注意点として、コッホ現象(コッホ反応)があり、接種当日や翌日のように早い段階で炎症になってしまう事がある。その場合、結核に感染しているかもしれないのですぐに受診が必要だという。

息子くん、BCGワクチン接種の後が赤く目立つ気がする。
と、気になっていたけど、3日目の今朝の様子を見ると、まあ大丈夫かなと思える程度。息子は色白なので、(写真だと余計に)赤みが目立つように見えるのかなと、今のところ思っている。

色白で思い出した。
私は妻と比べると異様なほどに子供の頃の印象的な場面をいろいろと記憶しているのだけど、私が小学3、4年生の時の担任がとんでもない先生だった話をしようと思う。

私自身ももともと色白な方で、日焼けしても黒くはならずに赤くなる方だった。自分は色白だという認識は小学生の時点で既にあった。小学3年の時だったか4年の時だったか忘れたけど、当時の担任が、夏休み前の終業式で「9月の始業式には真っ黒に日焼けして登校するように」という内容の話をした。今では考えられないが、約30年前に担任は実際にそういう事を言っていた。
もともと地黒な人もいれば日焼けしない人もいる。これはまた難しい宿題を出されたと子供ながらに感じていた。

夏休み中はそういう事も忘れて、しかし休みの前半は毎日ラジオ体操に行き、毎年恒例だった家族での海水浴にも行き、学校の友達とは市民プールに何度か遊びに行ったと思う。意識的ではなくても外で遊ぶ子だった。
9月。野口さんが明らかに日焼けしてきました、という変わり具合で小麦色になってきた。そして私は日焼けしなかった人の代表のような取り上げ方で、外で遊ばなかった人のレッテルを始業式に貼られた。「野口さん」を覚えているくらい印象に残っている。

大人になって思い出すと、なんて理不尽だと感じるし、当時と環境が異なるとはいえ健康リスクが配慮されていなないエピソードだと思う。当時、「熱中症」という言葉を聞くことはなかったが、「日射病」という言葉は小学生でも知っていたし、日焼け後のケアの事を言わずに日焼けしておいで、というのは現代ではなかなか危険な話である。

これも大人になってからわかるけど、その担任は評判が良くなかった。小学生当時は、先生は生徒みんなと平等に接してくれている事を疑いもしなかったけど、私は少なくともその担任に気に入られてはいない生徒だったようだ。私の小学校では、通信簿の評価は◎・○・△の三段階だったけど、その担任の2年間だけ◎の数が少なくて、◎が減った事を気にしていたが、祖母はよくその担任を批判して「あんな教師の評価は気にするな」「良くない先生だ」という事を言っていた。祖母がそう言っていたくらいだから、私が担任のいろんな良くない話をしていたんだと思う。

息子くんは悪い先生に当たらないといいな。
ちなみに私は中高で屋外系の運動部に入った影響で、顔や腕などは人並みの肌色になり、高校時代はむしろ黒い方になっていた。毎日それなりの時間屋外にいるとそれなりの肌色になるようだ。

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