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「サマータイムレンダ」という疾走感がものすごい漫画。
似せる気ゼロで、アニメを視聴しつつの落書き。
サマータイムレンダは、ジャンプラ掲載時に最終局面直前くらいに一挙無料開放サービスが行われておりまして。
それまで、全く興味なくって未読でしたが、ほんに何気なく読み始めたら。
いやいやいや、読む手が一切止まらん。
瞳のカトブレパス好きやったで!
好きって言いながら、ずっとカブトレパスって思ってたで!あの作者さんか!
ってテンションで。いやー。時間を忘れて夢中で読み切りました。
コメ欄でも「体感5秒」と何度も称されていましたが、本当にすごい。
中身がない、背景白くて読むのに時間がかからないといったわけではなく。
静止画を読んでいるはずなのに、読者を作中に引っ張って、その作中での体感を脳が現実と錯覚するような、そんな凄さが際立つ漫画でした。
作者さんお一人で描かれてるにしても、背景等の書き込みもしっかり描写されていて、その辺りもじっくり眺めつつ読みたい気持ちがあるのに。
物語がそれを許さない。
読者も連れて、強制的にタイムリープを体感しているかの如く。
次へ次へと読む手を止められない。
こんなに“漫画が上手い”作品にはそうそう出逢えないものだと。
あの時、無料開放があったお陰でラストはリアタイで追体験出来ることができました。
そして今回、アニメもGYAOの一挙開放で全25話を視聴しました。
改めて、漫画という表現媒体であれだけの疾走感を体験できたことが凄かったんだと思いました。
最近のアニメは、クオリティが作品によってものすごい落差を感じるのですが。
こちらは原作漫画へのリスペクトが感じられる、とても素晴らしい作品だと思いました。
作画の美しさや演出等々全体的に素晴らしかったのですが、キャスティングが本当に秀逸。
最近人気の声優さん方には、一切詳しくないのですが。
いやー、ときちゃんがめっちゃくちゃカッコいい!!カッコよくて、痺れました。
ときちゃんが口を開くたびに歓声上げそうでした。いや、確かに原作でも好きだったけど、アニメで魅力爆上がりでは?
後は波稲。ハイネ役の方の演技力。竜之介を喰らった時の狂った演技に鳥肌立ちました。
ガンダムWのカトル様の狂った演技からずっと、折笠愛さんに惚れっぱなしなのですが。
狂気を恐怖に演じられる役者さんって、もの凄いと思うのです。(語彙力欠如)
ハイネは久野美咲さん、ときちゃんは河瀬茉希さんが演じられております。お恥ずかしながらお二方ともお名前存じておらず。
河瀬さんは本当に初見でしたが、久野さん‥‥。
七つの大罪のホークで、三月のライオンのモモちゃんだったのですね‥‥改めてこの2キャラも同一人物が演じていた事実が衝撃すぎる。
モモちゃんは、本当に小さな子が演じているのかな?って、あの独特さを強く感じていました。それを考えるとハイネと波稲の演じ分け。なるほど納得でした。
このお二人の名前は、本作より脳内にインプットされました。今後とも、確かな演技力でご活躍いただければ幸いです。
しれっと大御所さんも含め、実力派声優さんたちの彩る物語は本当に面白かったです。
実写化企画も進行中とのことで、打ち切りの壁に当たった中堅の作家さん方が、電子書籍という形。
漫画アプリという未だ挑戦的な媒体で、陽の目をみてステキな作品を発表してくださることが非常に嬉しかったりします。
社会情勢的に難しいと思いますが、青のフラッグもアニメ化しないかなぁ。KAITO先生好きなんですよね。いや、それを言ったらソルキャのアニメが見たいなぁ。
脱線し始めたので、ここまで。
ここまでお付き合いくださった方、貴重な時間をありがとうございます。
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