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BIRDER4月号の見どころ

特集【徹底解説!基本12種+チャレンジ4種 シギチのパレード】

ここがおもしろい!干潟ウォッチングレポ

シギチとは「シギ・チドリ類」の鳥をまとめた通称。たまに野球場に群れで侵入してゲームを止める珍事を引き起こしてニュースになったり、波に追われるように海岸を走り回る様子がSNSで不定期に“バズ”っているのを見かけますが、詳しくは
知らない、という人が多い印象です。地味で見分けがつかないのがいけないのか、干潟がないと観察しづらいのがいけないのか、なんだかちょっと影が薄い……。企画内容を決める会議でも、どうその魅力を紹介すればいいのか議論がまとまらないままに、参加者各々が「シギチって潮干狩りすると足元に来るんだよね。バードウォッチャーが見ると逃げるのに」「ちょっとぼーっとしてるときありますよ、いつ飛ぶんだー?って思う時ありますよ」「ミユビシギってシマエナガに似てませんか(白くて丸くて比較的小さいから)」と、推しポイントをやたら楽しそうに語り始める始末。……でも、この会議で出た話、漫画にたら楽しいのでは? そんな経緯で生まれた干潟あるある漫画、解説と一緒にお楽しみください。

マイスターからの挑戦状 骨太シギチ識別図鑑

シギチ観察の楽しみとして、やはり欠かせないのが「識別が難しい種をあえて識別する」というもの。本記事では、珍鳥かつ識別が難しい、ヨーロッパトウネン、アメリカオグロシギ、ハジロコチドリ、ヨーロッパムナグロの4種の識別ポイントと,よく似ているため間違いやすい種を、東西のシギチマイスター(澤本将太さん、橋本宣弘さん)が豊富な写真とともに徹底解説!これを読めば、今春の渡りシーズンの珍鳥シギチ探しと識別がもっと楽しくなること間違いなしです。

連載記事の見どころ

【新連載】高柳明音の推し鳥に会いたい!

鳥をこよなく愛する女優、高柳明音さん(以下,明音さん)がBIRDERに登場!本連載は、明音さんが出会ってみたい「推しの鳥」25種をチョイスしてもらい、編集部でビンゴを作成。これから明音さんが訪れていくフィールドで、見事推し鳥を撮影できたら、ビンゴにチェックを入れていくというチャレンジ企画です。
初回の舞台は千葉県の「ふなばし三番瀬海浜公園」。今回のフィールドでの明音さんのお気に入りの鳥、出会ってうれしかった鳥とは……?続きはぜひ誌面でお楽しみください!

【最終回】夜渡り観察の楽しみ

コアなバードウォッチャーから大好評の「夜渡り観察の楽しみ」が最終回を迎えます。夜を旅する渡り鳥たちの姿をとらえるべく、努力と工夫と識別力で立ち向かった調査数々には探究心をくすぐられる人も多かったようです。最終回では、これまでのまとめとして蓄積したデータを分析し、渡りのピークの長短や年によって記録数が大きく異なる鳥などを紹介しました。また、夜渡りの魅力は,いつもはやぶに隠れてなかなか姿を見せてくれないウグイスやヤブサメが空を渡っている姿を見られるなど、昼間の観察と比べることで新たな発見があることをはじめ、昼間は大きな群れで観察されるアトリ類が、夜には単独、あるいは多種混合で固体間の間隔が広いルーズな群れで飛ぶという意外な発見があっことなど、さまざまな魅力を語ってくれました。今、まだ始まったばかりの夜の渡りの調査が、今後新たな発見につながることを期待せずにはいられません。

BIRDER2024年4月号特集目次
●シギチの基本12種・頻出用語解説(BIRDER・一日一種)
●ここがおもしろい! 干潟ウォッチングレポ(BIRDER・でこぱち商店)
●マイスターからの挑戦状 骨太シギチ識別講座(澤本将太・橋本宣弘)
●読者が撮った! シギチのお気に入り写真(読者の皆さん・奴賀俊光)
●干潟の鳥見には防振双眼鏡が最適解(BIRDER)
●増えた? 減った? シギチの最新事情(守屋年史)
●13年連続飛来! 谷津のキアシシギ(馬渡和華)
連載よりPick UP!
●Zoomersの個視探々 シギ・チドリ類の第1回夏羽の識別(根本宗一郎)

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文一総合出版 https://www.bun-ichi.co.jp/tabid/57/pdid/17545-202404/Default.aspx
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富士山マガジン https://fujisan.co.jp/pc/d-web-birder
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紀伊國屋書店 https://is.gd/ElWbIP


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