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BIRDER5月号の見どころ

特集【丸わかりフクロウ類】

偏愛フクロウ図鑑

日本では、フクロウやオオコノハズクのように通年生息する種や、シロフクロウのように稀に飛来する種、さらにはワシミミズクやキンメフクロウといった、記録はあるもののごくごく稀にしか見られない種など、全部で11種のフクロウが記録されています。本記事は、特集や連載などでおなじみの4人のフクロウ通にそれぞれの種の“推しポイント”を語ってもらうというもの。それぞれの種の生態、見分けるためのコツ、見どころなどなど盛り沢山のページです。

形と暮らし フクロウってこんな鳥

ときめくフクロウ絵図鑑の著者でフクロウをこよなく愛する永田 鵄(ふくろう)さんのイラストによるフクロウの形や一年の暮らしを解説した記事です。なぜフクロウにはフワフワした足をもつものとそうでないものがいるのか、足はどのように動くのか、羽の消音機能の秘密など、「なんとなく知ってはいるけど詳しくは知らない」フクロウのことについて易しく、かつディープに解説してもらいました! フクロウ推し必見です。

連載記事の見どころ

鳥たちの素敵な名前の物語

この時期に日本に飛来しはじめる夏鳥のなかでも、鮮やかな黄色と美しいさえずりから人気を集める鳥、キビタキ。ですが、江戸時代以前の文献にはほんのわずかにしか登場しないことから、日本では歴史的に人々になじみの薄い鳥だったのではないかと考えられています。その一方で、ギリシャ神話のナルキッソスに由来する英名や学名を見てみると、欧米ではキビタキが古くから親しまれてきた可能性が浮かび上がります。キビタキの英名と学名の由来となったナルキッソスの神話とはどのようなものなのでしょうか?


鳥研究の裏ばなし

卵の中でくり広げられる「生命の発生」。発生途中の卵の殻を一部開け、筋肉や骨格が組み上がっていく様子は、なんとも不思議な感覚で、神秘的だと思う人もいるかもしれません。ですが、その神秘溢れる雰囲気とは裏腹に、実験には現実的な苦労がつきもの。卵を健康に保つ管理に伴う手間暇、かさむ費用、開けたら無精卵だった徒労……。そんな苦労と研究の醍醐味を語ってもらいました。余談ですが、担当編集は開けた卵はラップで閉じておけばきちんと発生が進むことを知らず、届いた原稿のキャプションを読むまで、発生中の卵は無事かちょっとドキドキしていました。

BIRDER2024年5月号特集目次
●闇夜のサイレントキラー(一日一種)
●偏愛フクロウ図鑑 コテコテのフクロウ通による、フクロウ愛120%の雑録集(川辺 洪、柴田佳秀、永田 鵄、原 星一)
●形と暮らし フクロウってこんな鳥(永田 鵄)
●保全の主役は高校生!〜フクロウ保護プロジェクト(丹下 浩)
●首都圏の孤立緑地にすみはじめたフクロウたち(樋口亜紀)
●作業効率が大幅アップ!AIが活躍するシマフクロウ調査(斎藤睦巳)
●個体の9割を追跡!世界に誇る、ダイトウコノハズク研究(澤田 明)
●交通事故からシマフクロウを救え!(齊藤慶輔)

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